11月9日 「怒り」との付き合い方

 

読解

若い「先生」 離島で奮闘

インドネシア、広がる格差

多数の島からなるインドネシア。

今、インドネシアの若者たちが離島などの教育格差を改善しようと奮闘しています。

ジャワ島を中心に目覚ましい経済発展を遂げるインドネシアですが、

遠隔地には義務教育さえ満足に受けられない子供が多くいます。

「すべての子供に教育を」と掲げ、民間の教育団体のプログラムに高い志を持った若者が集まります。

ジャカルタから約1700キロの離島、スバティック島。

島内にはマレーシアとの国境線が走り、今年4月まで電気が通じない地域もありました。

ここで、ひとりの若者は理科を教えています。

指導法も自ら考え、よりわかりやすい授業を目指します。

小高い山の中腹にあるこの学校には、2時間近く歩いてくる生徒や、

マレーシアから越境してくる生徒もいます。

そのため、雨が降ると欠席者が増えるのだそう。

 

「インドネシア・ムンガジャール」という教育団体は、企業や個人から寄付を募り、

2010年から若者を遠隔地に送って教育格差をなくす活動を行なっています。

派遣された若者は、1年間教員として働きます。

これまでに、約10万人の応募がありましたが、倍率約130倍の狭き門です。

 

インドネシアでは、14年の10月に庶民派のジョコ政権が誕生し、

義務教育の無償化が進み、就学率も向上したとされています。

ただ、地方は道路や水道などインフラが未整備のため、通学が難しい地域も多くあります。

国は予算の2割を教育に充てるとしていますが、慢性的な税収不足もあり、民間の活用は欠かせません。

 

この記事を読んで

・10万人もの応募があるなんてすごい。

・日本では当たり前となっている義務教育だが、インドネシアでは2時間かけて通うだけの価値がある。

・地元の人間に知識を授けることが、ゆくゆくはインフラ整備などにもつながる。

・教育が受けられない人へは支援が必要。民間をうまく使ったいい例。

・TV電話などオンラインで離れたところから授業はできないのか。

 

インドネシアは離島が多いため、発展しているところ、

そうでないところとどうしても差が出てしまうと思いますが、

それをなくそうと、こんなに多くの人が応募しているのはとても素晴らしいことですね。

SST

「怒り」との付き合い方

前回の内容はコチラ

ストレスと向き合おう

 

*怒り=イライラ、ムカムカする気持ちについて考えてみよう。

 

あなたはイライラ・ムカムカすることはありますか?

よくあるという方も、あまりないという方もいると思います。

イライラ・ムカムカすることはだれにでもありますよね。

 

最近イライラしたことは?

前回と同じように、イライラしたことを挙げてもらい、

そのときどう感じたか、また、どれくらいイライラしたかを100点満点中何点か、

イライラ点数を付けてもらいました。

 

・電車で足をがっつり踏まれた。

・前から来た人がぶつかってきたのに謝らずに行ってしまった。

・昔のことを掘り返して、遠回しに自分の悪口を言っているように感じた。

などなど日常でみなさんもありそうなイライラを挙げてくれました。

 

評価基準は人それぞれ。全体的に高めの人もいれば、低めの人も。

自分にとっては50点のものでも、ほかの人に取ったら10点ということもありますよね。

このように点数をつけることで、自分はどんなことにイライラを強く感じるのか、

どんな傾向や状況が多いのか、自分を把握することができます。

また、書き出してみんなに話すことで、整理することもできますし、

少しはイライラも解消されたのでは?

 

次回は、もっとたくさんの場面を挙げて、それぞれに点数をつけてもらい、

自分のイライラ傾向をより詳しく分析していきます。

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