人の仕事がロボットに取られる!? 3月28日
読解
戸建てよりも高い
異変 マンション市場
東京都大田区のとあるマンションは、「開発のタイミングが悪かった。売り切れるまで苦労するだろう」などと不動産関係者の間でささやかれています。
昨春発売した大規模物件で、パーティールームなどの充実した共用施設があり、最寄り駅から徒歩10分程度と悪くない利便性が売りですが、
不運なことに、プロジェクトが動き出したのがアベノミクスによる低金利で不動産取引が活性化し、土地代や建設費が上昇基調にある時期でした。
モデルルームに来た客の反応は悪くないと言いつつ、これまで売り出した住戸は全体の半数以下であるのが実情です。
複数回に分けて新規住戸を売り出すのが一般的なマンション販売ですが、時間をかけて総戸数の多さに見合う新規客を集めるしかありません。
全国の半数を占める首都圏の不振が原因となり、2016年の供給戸数は1992年以来、24年ぶりの低水準を記録しました。
また、契約率は好不調の目安とされる70%を下回っています。
この記事を読んで、
・マンションを建てても需要がなさそう。
・戸建てよりマンションが高いのは驚いた。
・切手の販売が落ちるのは驚いた。
・一坪の値段が高すぎる。
・量より質にこだわる時代だと思う。
などの意見が出てきました。
今後は需要に見合った開発をして活気のある街づくりをして欲しいですね。
教養講座
今日の教養講座では、ロボットによって人間が仕事を取られることについて、動画を見て学びました。
これまでは、技術の進歩により新たな雇用が生まれ、生産性の向上と共に雇用も伸びていたものの、
ロボットが人に代わって仕事ができるようになったことで、これからは技術革新によって雇用が減っていくという予測があります。
例えば、自分の車を使い、アプリで顧客と結びついて運ぶオンデマンドタクシーと呼ばれる仕事があります。
これに対して、顧客を奪われた既存のタクシー業者による抗議活動が行われています。
しかし、より技術が発達したら、自動運転の技術によりタクシーというもの自体が不要になると予測されています。
このように、技術の進歩により便利なことが増えていく一方で、これまで人の力でやっていたことが機械に取って代わられ、人が仕事を奪われるということが考えられます。
これを見て、以下の意見が出ました。
・「100年後、余暇をどう楽しむか人間は悩むようになる」という言葉が面白かった。
・人を楽しませたり楽しむための力が、機械に雇用を奪われるようになったら重要になるのではないか。
・失業率は下がれば下がるほど良い。働く人がいなくなれば雇用は伸びる。
・日本はキツい仕事が低賃金で、人が集まらなくとも上げようとしない。キツい仕事ほど高くもらえるのではなく、生存権を人質に辛い仕事をやらせている。
・負荷を減らさないと、休みを楽しむこともできずお金も使わないので経済が回らない
・海外の給料を変えないまま勤務時間を短縮するという試みが紹介されていたが、長時間労働や過労死が問題視されている日本でもチャレンジしてみるべきでは?
・スマートフォンは誰しもが持っている時代で、それが雇用に繋がるのは良いことだが、収入が安定しなさそうなことは気になる。
・福祉業界や介護業界は機械ではできず、人員が不足しているのでこれらの雇用は広がりそう。
仕事がなくなってしまう、と考えると大変ですが、人が働かずとも生活できる時代になる、と考えると少しワクワクしますね。