ワークショップ:通販雑誌のトップページに載せる商品は? 5月1日
読解
モーレツ社員じゃだめなのか
一生懸命が否定されれば、手応えもなくなる
4月上旬、参議院議員会館で行われた超党派の国会議員の集会で、
「政府の働き方改革は、まだまだ十分議論されていない。今のままでは過労死を合法化してしまう」
との訴えがありました。
夫が飲食チェーン店の勤務で厳しい売上高のノルマを課せられ、過労の末に自殺してしまったという寺西さんの尽力もあり、
過労死に認定基準が設けられ、過労死等防止対策推進法が成立しました。
寺西さんは「あきらめず、涙を怒りに変えて、道なき道を切り開いた」と語ります。
3月末に決定された「働き方改革実行計画」では、かつての「モーレツ社員」という考え方自体が否定される日本にしていくと力強く歌い上げます。
この記事を読んで、
・仕事をやらされている人が多い。
・日本人は働きすぎ。
・仕事を終わらせるためにどうするか考える必要がある。
・立場によって発言が違う。
・会社の環境も重要。
などの意見が出てきました。
好きな仕事かつ職場の環境が良い理想の会社と出会えたら良いですね。
ワークショップ
今日のテーマは・・・
通販雑誌のトップページに載せる商品は?
今日のワークショップは、自由討論形式ではなく、選択肢の中から答えを選ぶ形式にしてみました。
今回の選択肢は・・・
A.奇抜なファッション
B.定番だが売れ筋
C.来年売れそうなファッション
3つの中から正解となる一つを選び、その理由も挙げなければなりません。
利用者さんの回答
Aチーム
Aチームは、B.定番だが売れ筋 を選びました。
Aは購買意欲を高めることができず、Cは来年の情報が入るのは良いが買うのは目先のものであるのに対し、
Bは定番のもので売り上げも保証されている、というのがその理由です。
奇抜なものや来年の流行はファッション誌に任せ、通販雑誌としては売り上げを重視する、という考え方ですね。
Bチーム
Bチームも、同じくB.定番だが売れ筋 を選びました。
B班は、どのような雑誌かによっても変化があると考え、「多数派向け」「ターゲットは20代」「性別問わず」「ファッションが専門」など、雑誌を細かく決めました。
そして、Aは一部の人にしか興味を持ってもらえない、Cは今すぐ店に並ぶものではない、との理由からBを選びました。
両チームとも『B』という結果になりましたが、マーケティング的に見た正解もBであると言われています。
通販雑誌は売るのが目的であるため、奇抜なものや、必ず流行するとは限らない来年のファッションよりも、売り上げが出ることが明確な定番のものをトップページに置くべきなんだそうです。