ニュースで学ぶ!<ゲーム業界の超低リスク経営> 6月20日

読解

たまごっち不足 責任自覚

私の課長時代

現バンダイ社長の川口氏が課長の頃、米アップルと開発したゲーム機事業が頓挫し、失意のうちに、子会社からバンダイ本社に戻ったことがあったそうです。

会社を潰しかねない大失敗をしでかしたものの、その後、再び活躍の場として、日本トイザらスなど大口顧客への売り込みを仕切る「花形」である営業推進課課長となりました。

配属された「Dダッシュ」は、人事制度上の最低評価の「Cダッシュ」よりも下のランク外でしたが、それでも働かせてもらえるだけで幸せと、救ってくれたバンダイに報いたい気持ちでいっぱいだったそうです。

1997年、電子玩具「たまごっち」が新時代に売り歩いた「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」以来の社会現象になっていました。

玩具販売は大ヒットの目安が100万個ですが、たまごっちは99年までに累計で4000万個と桁違いの売れ行きでした。

製品を持たずに営業先に出向くと、「何で寄越さないのか」と怒鳴られたり、「どうにか回してほしい」と懇願されたりしたそうです。

 

この記事を読んで、

・安室さんがたばごっちの火付け役だとは知らなかった。

・桁違いに売れてたのはすごいと思う。

・在庫が残ってしまった時は不安だったと思う。

・突き返してしまった新商品が気になる。

などの意見が出てきました。

ブームの過ぎ去りも見越した在庫管理に手腕が問われますね!

 

教養講座

 

ニュースで学ぶ!

今日の教養講座では、カプコン会長の辻本さん流の経営術に関しての動画を見ました。

戦国武将が登場するゲームで、実際の武将の出身地で行うイベントに参加する女性客が増えるなど、ゲームによって大きな影響を与えています。

ゲームだけでなく、ワインの製造なども行っているという辻本さんの考えは、「一番のものを作らないと売れない」「スタッフも2番でいいという考えではいけない」というものでした。

辻本さんは、日本の市場だけでなく、海外まで見据えているそうで、ゲーム内でも日本で作ったゲームでありながらキャラクターを英語で喋らせたり、様々な国のキャラクターを出すなどの工夫をしているそうです。

また、他社の新作にも目を通し、流行などの分析を行っているそうです。

辻本さんは、駄菓子屋を営んでいた頃、お金を入れて自分で作る綿菓子に夢中になる子供たちを見て、「子どもたちを夢中にするのは綿菓子ではなく綿菓子を作る過程」なのだと気が付き、綿菓子製造機の営業を始めました。

その中で、駄菓子屋で流行り始めていた改造パチンコを見て、「経済成長は富と共にストレスもためており、日本人はやがてゲームに金を使うようになる」という考えに至ったそうです。

その後、インベーダーゲームが流行し、辻本さんの想像は見事あたったとのことでした。

辻本さんは、ゲームの本社在庫と店舗ごとの在庫を確認し、値下げのタイミングを計るなど、様々な数字を自ら確認すると言います。

その理由となっているのは、ある一つの失敗でした。

インベーダーゲームがブームになったころ、ゲーム製造会社を立ち上げた辻本さんは、売り上げ100億円の大成功を収めたものの、インベーダーブームの終焉により、大量の在庫を抱えてしまいました。

借金を返してからカプコンを作り、ゲームセンター向けの高品質なゲーム作りで好調でした。

その後、ファミコンが出ると、ゲームセンターのゲームをファミコンに移植し成功したものの、その後作った大量のソフトが売れず、大きな赤字を作ってしまったそうです。

辻本さんが言うには、現場に出ると客観的に見ることができないため、現場よりも数字を重視すべきなんだそうです。

開発した人間が画期的であると言っても、実際に顧客が画期的であると思うとは限らないといいます。

そのため、数字を見て歪な部分を気づくことで、全体を見据えることができるんだそうです。

報告は言い方や書き方によって捉え方が変わるものの、数字は間違いがない、と辻本さんは語りました。

 

見終わった後には感想を話し合いました。

・カプコンのゲームが好きだが生い立ちは初めて知った。子どもの喜ぶ点に気が付くなど、驚くような視点を持っていると感じた。

・大企業ということに胡坐をかかず、ブランドを守るために失敗作は出さないという姿勢が大事と感じた。

・ゲームが今後必要になってくると改造パチンコなどから気が付く発想が面白い

・現場を知るには実際に行くより数字の方がより現場のことを知れるという発想が他の経営者と違う点だと感じた

・カリスマにも厳しく、しかし逃げられないようにしていく経営手腕は会社に対しての信頼なども必要ですごい

・先見の明があり、ビジネスを始める時期などを捉えるのがすごい、失敗もすぐにリカバリーしているのがすごい

利用者さんの作品

利用者さんが、PCで描いたイラストに色を載せて、七夕リス太くんを描いてくれました!!

短冊を書くのに手に持っているペンがちゃんとケースから抜かれていたり、結ぶための紐を用意したり・・・

塗り分けもすごいのに、細やかに考えられた素敵な絵ですね!