ニューススタイルで情報共有していない相手に伝える 6月21日
読解
「実質無借金」初の2000社超
好業績で財務体質改善
上場企業の財務体質の改善が進んでいます。手元資金が有利子負債より多い「実質無借金」の企業は2016年度末時点で2016社と前年度に比べて60社増え、初めて2000社を超えました。
17年度も清水建設や東ソーが実質無借金に転じる見通しで、経営の安定につながるものの、設備投資やM&Aなどの資金の有効活用が問われそうです。
日本経済新聞社が金融などを除く全決算期の上場企業を対象に集計しました。
各年度の現預金や短期保育の有価証券といった手元資金から、借入金や社債などの有利子負債を引いた「ネットキャッシュ」を算出しました。
実質無借金の企業が上場企業に占める割合は昨年度で58%と、前年度から1.6ポイント上昇しました。
背景にあるのは企業業績の改善で、3月期決算企業の17年3月期の連結純利益は過去最高となり、最高益企業が全体の3割近くにのぼりました。
増えた手元資金を有利子負債削減に振り向け、18年3月期も過去最高益を更新する見通しです。
この記事を読んで・・・
・資本を貯めると投資家から反発を受ける。
・好業績の企業は社員の待遇を良くして欲しい。
・借金=投資とも考えられるので果敢に攻める企業が減ったかも。
・上場企業の無借金が増えたのはすごい事だと思う。
などの意見が出てきました。
好景気の恩恵をそろそろ感じたいですね。
SST
就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
お題は・・・
「お」で始まる落ち込んだ時に行きたくなる場所は?
「温泉」「丘」「置手紙を残してどこかへ行く」「お参りする」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
A班「押し入れの中で音楽を聴く」
B班「お布団の中で音楽を聴く」
なんと、両チームとも非常に近い内容となりました。静かに、ゆっくり落ち着けるところで音楽を聴けば、気分も落ち着きそうですね!
ニューススタイル
前回、逆ピラミッドの順で話すことで誤解を防ぐことができるという話をしました。
同僚と仕事の話をする時や、友人と共通の話題について話す時など、情報が共有されていれば、誤解を防ぐのに有効な話法です。
しかし、相手との情報共有ができていない場合、逆ピラミッドの話法で結論から話し始めても、相手が理解できない場合があります。
そんな時は、二段重ねの逆ピラミッドを使います。
初めに、小さなピラミッドで話の結論と全体像を簡潔に説明し、それから追加の情報を大きなピラミッドの形で話すことで、話を理解しやすくなります。
この「小さなピラミッド」が使われている例が、新聞記事です。
新聞では、記事の最初の1段落に、記事の簡単な要約が載っています。
“リード文”と呼ばれるこの部分で、記事の結論と共に背景なども説明するため、記事の内容に馴染みがなくとも理解しやすくなっています。
今日は、読解のプログラムで使っている新聞を使って、リード文の書き方や役割などについて考えました。