ニューススタイルで返答する 7月12日
読解
「脱時間給」法案を修正
制度化へ前進
政府は労働時間でなく成果に基づき賃金を払う「脱時間給」制度について、連合の提案をもとに現行案を修正するそうです。
年104日以上の休日確保を企業に義務付け、労働時間の上限設定や連続休暇の所得を労使で決める仕組みとするようです。
現行案は休日確保が不十分とされ、国会の審議が膠着しており、政府は秋の臨時国会で残業時間の上限規制などを含む働き方改革関連法案を審議する予定で、脱時間給を盛る労働基準法改正案の成立もめざします。
政府は2015年4月、脱時間給の導入案を盛った労基法改正案を国会に提出しました。
コンサルタントらに柔軟な働き方を促し、成果が出れば1日2 時間勤務を認めたり、逆に繁忙期に深夜作業出来たりする制度の実現を検討してきました。
働き手の裁量を増やし、企業の生産性を高める狙いですが、野党が「長時間労働を助長する」と一斉に反発したため、政府・与党も法案の棚ざらしで対立を回避してきました。
この記事を読んで・・・
・対象者が少ない。
・長時間労働勤務を助長すると思った。
・成果主義が今後広まってほしい。
・年104日の休暇は少ないと思う。
・生産性より効率性だと思った。
などの意見が出てきました。
働き方改革の今後が非常に楽しみですね!
SST
就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
お題は・・・
「き」で始まるこの夏したいことは?
「キンキンに冷えたアイスを食べる」「金魚すくい」「肝試し」「キャンプ」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
A班「気球に乗る」
B班「キュウリを食べてキラキラする」
A班の「気球に乗る」、空に上がって風を浴びたら涼しそうですね!北海道などで体験できるみたいですよ!
B班は他にも、「金メダルを取る」「機械の身体を手に入れる」「きりふきで虹を作る」など、ユニークな回答が多くありました。
ニューススタイルで返答する
前回までは、ニューススタイルで話す方法についてやってきましたが、今回はニューススタイルでの「返答法」についてやりました。
自分から何かを伝える「発言」と相手に聞かれたことに答える「返答」の一番大きな違いは、「返答」の場合、相手の質問が返答の解釈に影響を与えてしまうということです。
質問者が望んでいる回答や、こう答えるだろうという予測があった場合、実際の回答がそれと異なっていたとしても、それらの望んでいた回答に意味が近くなるようバイアスがかかっていまいます。
例えば、「残業ができるか」と聞かれ、できないというニュアンスを柔らかく伝えようと「難しいです」と答えた場合、質問者が残業をしてもらえるに違いないと考えていれば、「難しいが可能である」と捉えられる可能性があります。
そのため、質問への回答は、自分からの発言よりも誤解が生まれる可能性が高いと言えます。
また、人の短期記憶は数十秒ほどしか持たないため、質問で聞かれたことに対し、その本質から答えず背景などから答えた場合、いざ本質への回答を口にした時にはそのやり取りを聞いていた人たちは質問の内容を忘れてしまい、思うように伝わらないといった事態も考えられます。
これらの問題を抑制するためには、まず、質問の本質となる5W1H(どのようにと聞かれているのか、誰がと聞かれているのか、いつと聞かれているのかなど)を見極め、回答します。
そして、質問の本質への回答をした後に、残る5W1Hをリード文で捕捉していくことで、誤解や誤解を生む元となる疑問を抱かせることなく回答することが可能となります。