雑学&ビジネスクイズ!~会話の引き出しを増やそう!~ 8月10日
読解
情報公開への信頼決め手
「核のごみ」受け入れた町
原子力発電所を運転すると、使用済みの核燃料が出て来ることになります。
日本政府は、再使用できるウランやプルトニウムを分離し、残りを核のごみとして地中深くに閉じ込めることで最終処分することにしています。
これまで政府は最終処分場を受け入れてくれる自治体を募集していましたが、決まりませんでした。
そこで経済産業省は、行政の立場から「適地」を調査し、「科学的特性マップ」として公表しました。
核のごみは数万年にわたって強い放射線を出し続けるため、地下300メートルよりも深い岩盤に埋めて隔離する必要があります。
その期間は数万年から10万年にもなり、その間、地下の地盤が安定している場所でなければなりません。
この記事を読んで、
・核のごみが数万年に及ぶのは驚いた。
・最終処分場の近くには住みたくない。
・フィンランドの人達はすごいと思う。
・情報公開の内容が分かりやすくしてほしい。
などの意見が出てきました。
原子力発電に変わるものが今後見つかると良いですね!
レクリエーション
今日のレクリエーションは、雑学・ビジネスクイズをやりました!
人と関係を築くためには避けては通れないのが「雑談」ですよね。
色々な雑学を知っておくことは、雑談を盛り上げるのに役立ちます。
さらに、敬語に関わる問題も混じり、あらゆる知識を要求されました!
今回のクイズはチーム戦! 4人ずつ2チームに分かれて正答数を競いました!
今日の問題を一部紹介します!
Q1:ハイジャックの語源は何か
A.空高いところで襲撃するから
B.テンションがハイだから
C.ジャックという名前が多かったから
D.高い金銭を要求するから
Q2:ローソンはどこで生まれたか
A.大阪
B.北海道
C.イギリス
D.アメリカ
Q3:敬語表現が正しいものはどれか?
A.おわかりいただけたでしょうか
B.どうぞ召し上がってください
C.御社について存じ上げております
D.お体をご自愛ください
正解
Q1
日本では、ハイジャック=飛行機を乗っ取ること、という認識が強く、乗っ取るものによってカージャック、シージャック、電波ジャックなどの言葉が使われる場合もあります。
しかし、これらはすべて和製英語で在り、「ハイジャック」一語で何かを乗っ取るといった意味になります。
なぜハイジャックというかには諸説ありますが、一説には禁酒法時代のアメリカで、強盗などをする際に「Hi,Jack!」という呼び声がよく使われていたのが語源だとされています。
この場合のジャックは、単によくある名前だったので使われていただけなので、日本で例えるのならば「やあ、田中さん」といったイメージでしょうか。
よって答えは、C:ジャックという名前が多かったから となります。
Q2
ローソンといえば、日本で12000店舗以上も展開する大手コンビニチェーンですよね。
ローソンの看板を思い浮かべてみると、青地にミルク缶のマークが浮かんでくるのではないでしょうか。
実は、ローソンはルーツを辿れば牛乳販売店であり、そこを営業していたのが「J.J.ローソン」という人物でした。
ローソン氏はローソンミルク社を設立し、日用品などの生活必需品も販売するようになり、チェーン展開していく中で、日本にも上陸した、というのが日本にローソンが入ってきた経緯です。
しかし、ローソンミルク社がコンソリデーテッド・フーズ社の傘下に入った際に名前が変わったため、アメリカにローソンという店はもうないんだそうです。
というわけで答えは、D.アメリカ となります。
Q3
Aの「おわかりいただけたでしょうか」、という聞き方は、上からなニュアンスを含んでしまいます。
「ご理解いただけたでしょうか」、といった聞き方が好ましいでしょう。
Cは一見正しいように見えますが、実は「存じ上げる」という言葉は人に対してしか使いません。
そのため、「御社」に対して使うのであれば、「存じております」となります。
Dですが、「ご自愛ください」という言葉には、「体を大切にしてください」という意味が含まれいます。
よって、この言い方では「頭痛が痛い」のような重複した表現となってしまいます。
正解はBとなりますが、「お召し上がりください」といった表現を耳にすることも多いのではないかと思います。
実際には、「お召し上がり」という表現は二重敬語になってしまっているのですが、多くの場合は問題ない表現として受け入れられています。