ワークショップ:レストランを企画してみよう! 8月28日

読解

忖度しすぎ? シルバー民主主義

負担増、受け入れる素地

直近3回の衆議院選挙の平均投票率は、20代が39%に対して60代は75%という結果になりました。

政治家は投票所に足を運ぶ人の意向を気にするため、高齢者を優遇するような政策が多くなります。

そのため、「ドメイン投票」や「余命投票」など、様々な議論が行われてきました。

一方で、本当に単純な世代間対立で語れるのかと意義を唱える研究も出てきました。

高齢者の理解を得たとしても、莫大な国の借金が若者の不安に繋がっており、財政再建のハードルは高いと言えます。

世界的に所得格差の不満が高まる中、新たな人気取りは財政再建をより難しくすることを予測させます。

 

この記事を読んで、

・政治への 運動が政策を決めているのだと感じた

・何かを失うということに対して高齢者は若い世代よりも敏感であるように感じる

・平均投票率に20代と60代で大きな違いがあるのが驚き。このままでは破綻する。

・投票したいと思う政治家を見つけられず投票に行かないという若者が多いのではないか

・政治家は高齢者が必要と感じている以上に高齢者に向けた政策を出しているのではないか

・世代間対立として考えるのは互いを悪いと言い合うだけで不毛であると感じた。

・増税してでも社会保障を充実させて欲しいと考える高齢者が多く驚いた。

などの意見が出てきました。

 

高齢者の問題、若者の問題とただ分けて考えるのではなく、総合的な解決法を見つけなければいけない問題ですね。

 

ワークショップ

今日のワークショップもグループディスカッション!

今回のテーマは「イタリアンレストランの新店舗企画」

今回は、いつもよりも「企画」といった側面をより重視したテーマです。

さらに今回は、追加の情報と、背景が用意されています。

情報:店舗のスペースは広め/予算はあまりかけられない/他にも1店舗運営しているのでノウハウはある

背景:イタリアンは日本食生活に定着しており人気がある/出店予定地は競合が多い/競合店は安価なレストランから高級店まで多彩

これらの情報を元にして、新たなイタリアンレストランを形作っていきます。

利用者さんの回答

今回のコンセプトは、広いスペースを活かしたビュッフェ形式の高級店です。

本格的なイタリアンが食べられる店でありながら気軽に入りやすい雰囲気で、夜には一角で生オケ演奏を行います。

食材は大量に仕入れることで値段を抑え、ワイワイ話しながら食べられる雰囲気づくりをします。

また、ワイン等だけでなく焼酎など様々なお酒を用意し、小さなグラスで味見ができるコーナーの設置も行います。

ビュッフェで食べられるメニューと別に、注文でのみ食べられる高価なフレンチも用意します。

さらに、オープンテラスを用意し、昼はそこでランチを楽しめ、夜には喫煙したいときなどに気軽に出られるように配慮します。

 

スペースを広めにとれるという情報から、”高級路線”でありながら”ビュッフェ”といったコンセプトを決められたことで、各自の意見をスムーズにまとめて行くことができました。

素晴らしい発表でした!

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