実践!3つのコラム ~自動思考を探してみよう!~ 10月11日
読解
首相選びに直結
参院よりも強い権限
9月25日に首相官邸で記者会見した安倍首相は、衆院解散の方針を表明した上で、「衆院選は政権選択の選挙だ。過半数を得れば政権を取り、過半数を下回れば下野する」と強調しました。
同じ日、東京都の小池知事も記者会見し「希望の党」結党と自らの代表就任を発表しました。
その後、民進党の前原代表が希望の党への合流を決断しましたが、合流を望まない民進党の一部は「立憲民主党」を結成しました。
衆院選が政権選択の選挙と位置づけられているのは、衆院選後の特別国会で首相指名選挙が行われる際、衆参で別の人物を指名した場合、衆院の選んだ人が首相となるからです。
衆院は、法案の議決など様々な面で参院より権限が強く、首相に退陣を迫る内閣不信任案を提出できるのは衆院だけで、可決すれば内閣は総辞職するか、衆院解散で国民に信を問う必要があります。
一方、内閣は憲法上、解散権を持つと解釈され、首相は事実上、解散の時期を決めることが出来ます。
この記事を読んで・・・
・この時期に解散したのは驚いた
・投票率が低いのは心配
・議席数の増減はどっちが良いのかわからない
・批判的な意見でも良い意見もある
などの意見が出てきました。
将来、選挙権を持つ子供たちにしっかりとした選挙についての教育をしていきたいですね
SST
就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
お題は・・・
「か」「が」で始まる四角いものと言えば
「額縁」「角砂糖」「画用紙」「カステラ」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
A班:ガリガリ君
B班:カード型のカレンダー
A班のガリガリ君は、アイスの中でも「四角い!」というイメージがありますね!
B班は「カード」と「カレンダー」という意見を足して「カード型のカレンダー」。なんだかオシャレな答えになりました!
就労移行支援事業所リスタートの今日のSSTでは、前回やった「3つのコラム」を実践してみました!
新しい職場に馴染めず仕事でミスをしてしまった例と、子供が勉強をせずゲームばかりしていることに悩んでいる例から、
浮かんでくる「気分」や、その原因となる「自動思考」を考えてみました!
仕事でミスをしてしまった例では、「無力感」「みじめ」のような気分があるのではないか、という意見が出ました。
自動思考は、「こんなに消極的では仕事が先に進んでいかない」「仕事も人間関係も上手くできない自分は社会人失格だ」などといったものが考えられます。
子供について悩んでいる例では、「腹立たしい」「後悔」「不安」のような気分があるのではないか、という意見が出ました。
自動思考は、「少しぐらい相談に乗ってくれてもいいのに」「結婚なんてしなければよかった」「この子は社会人としてやっていけないんじゃないか」などが考えられます。
気分が変わる原因は自動思考にあるので、どのような自動思考が原因で憂うつや不安などの感情が出てしまっているのかを、この3つのコラムで確認することができますね。
次は、5つのコラムを使って自動思考がどれくらい現実に即しているのか、ほかの可能性はないのか、ということを考えてみたいと思います。