その考え方、認知の歪みが含まれてるかも? 10月25日
読解
市場が問う改革の決意
3分の2の資格
株式市場が活況に沸いている。日経平均株価は衆院解散の流れが固まった9月半ば以降、1割弱上昇しました。
好調な企業業績とアベノミクス継続への安心感から「年末に向けて2万3000円を目指す動きになる」と強気の声はあちこちで聞かれています。
安倍政権下で円高や高い法人税率など企業を取り巻く「6重苦」は様変わりしました。
景気回復で企業収益は過去最高に達し、失業率は3%を下回るほぼ完全雇用の状態です。
それでも物価は2%に届かず、政府はいまだにデフレ脱却宣言できていません。
選挙戦では企業が利益をため込み、設備投資や賃上げに回さないとの批判が出ました。
しかし、経済の実力である潜在成長率が1%近辺と先進国でも最低水準に沈み、成長の道筋を描きにくいのが本質的な問題です。
いまこそデフレ慣れした停滞感を吹き払う一手を繰り出す時です。
人工知能や電気自動車、ロボット、ドローンなどの次世代技術は世界規模の大競争時代を迎えました。
この記事を読んで・・・
・今回の選挙結果には驚いた。
・黄金の3年間には期待したい。
・景気が良くなっている実感がない。
・デフレを脱却して欲しい。
・6重苦について勉強になった。
などの意見が出てきました。
日本の景気が良くなるための活動をして欲しいですね!!
SST
就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
お題は・・・
「て」「で」で始まる切ないものと言えば
「手紙」「転校」「天気が止まった」「天気予報が外れた」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
A班:停電でPCのデータが消えた
B班:手入力で作ったデータが消えた
なんと! どちらの班もデータが消えたという内容でした! 苦労して作ったり集めたりしたデータが消えてしまったら、確かにすごく切ないですね。
こんなことがないように、定期的にバックアップを取らないとだめですね・・・。
就労移行支援事業所リスタートの今日のSSTでは、自動思考に含まれる認知の歪みを、例文の中から探す練習をしました。
例えば、仕事がうまくいかず、「なんで自分は積極的になれないんだ。こんなに消極的なままでは、仕事が進まないじゃないか。」という自動思考になっていたとしたら、以下のうち当てはまる認知の歪みはどれでしょうか?
①根拠のない決めつけ
②白黒思考
③部分的焦点づけ
④過大評価・過小評価
⑤べき思考
⑥極端な一般化
⑦自己関連付け
⑧情緒的な理由付け
⑨自分で実現してしまう予言
この例文であれば、含まれていると考えられる認知の歪みは、「①根拠のない決めつけ」「②白黒思考」「③部分的焦点づけ」の3つです。
まず、「積極的になれない」ため「仕事が進まない」と決めつけているものの、「自分は消極的なままで、仕事も進まない」ということに根拠はありません。
次に、「積極的で仕事ができる」と「消極的で仕事ができない」に二分して考えてしまっています。
最後に、順調にいっていない仕事にだけ目を向けて、自分は仕事ができない、と考えてしまっている部分は部分的焦点づけであると考えられます。
このように、マイナスの感情に繋がる自動思考が浮かんできてしまった時、その中に含まれる認知の歪みを見つけることにより、次の第五のコラムでは、「本当にそうだろうか?」と自動思考に疑問を挟むことができるようになります。