5つのコラムで自動思考の根拠と反証を考える 11月8日
読解
世界と組み競争力
恐れるより強み磨く
ファーストリテイリングの会長兼社長である柳井正さんは、失敗しても諦めずに挑戦することで、時代の変化に合わせて未来を作り続けてきたと語ります。
それが今日まで成長の歩みを止めずに来られた理由であるとのことで、ビジネス環境は日々変化しており、今後は小売業や製造業などの業界が消滅し、その境目もなくなると予想します。
そうなると、高度なITを活用し高い価値を顧客に提供できるかが存在意義となってきます。
競合となる米グーグルや米アマゾン・ドット・コムなどとも協力していくと言います。
衣料店「ユニクロ」を日本最大の衣料品チェーンに育てるなか、「日本のコンビニエンストアが販売する、質の高い弁当やサンドイッチのような日常生活を快適にするものを人々は求めている」と感じたそうです。
そのため、「ライフウエア」をコンセプトに掲げ、「あらゆる人々が日常生活を快適に過ごし服を楽しむ」という「服の民主主義」の実現を進めてきました。
この記事を読んで・・・
・柳井さんは本当に凄いと思った。
・ユニクロは次の世代が心配だ。
・三井物産はもう少し社会貢献して欲しいと思った。
・三井では適材適所を意識して経営されているのですばらしいと思った。
・企業が良い商品を作り続ければアマゾン独占にはならないと思った。
などの意見が出てきました。
世界と競争するために強みを磨き続けていきたいですね!!
SST
就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
お題は・・・
「は」「ば」「ぱ」で始まる「クマに襲われたときにすること」と言えば
「蜂の巣を投げる」「般若心経を唱える」「走って逃げる」「バッグを投げる」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
A班:パンを食べてから馬場チョップで気絶させる
B班:パンをあげてその間に逃げる
A班の答えはユニークなものになりました。 パンを食べる余裕もすごいですし、果たしてクマを馬場チョップで気絶させられるのでしょうか。
B班も同じくパンが出てきましたが、こちらはクマにあげて逃げる時間を稼ぐのに使っていますが、クマがパンに興味を持つかどうかが生死の境目ですね。
就労移行支援事業所リスタートの今日のSSTでは、まず、自分の自動思考に含まれる認知の歪みを探す練習をしました。
以前3つのコラムで出してもらった自分の感情の元となっている自動思考に目を向けて、そこに含まれる認知の歪みを探していきます。
認知の歪みを見つけることができれば、5つのコラムで反証を作るときの材料になります!
5つのコラム
自動思考の認知の歪みを見つけたら、今度は第4、第5のコラムに挑戦します。
第4のコラム「根拠」では、自動思考を裏付ける根拠となる事実を書き出します。
続いて第5のコラム「反証」では、根拠とは逆に、自動思考と矛盾する事実を書き出します。
ここで重要なのが、根拠、反証として挙げるのは事実のみである、ということです。
誰かに言われたこと、されたことなどは事実であると言えますが、「誰々は自分のことをこう思っている」「誰々はこう考えている」と言ったような他の人の考えや気持ちは、自分がそう決めつけているのであって事実ではありません。
次回、シチュエーションの例をあげて5つのコラムに挑戦してみたいと思います。