心理学を学ぼう!第九回 文化結合症候群 12月5日
就労移行支援事業所リスタートの今日の教養講座は、外部講師による心理学講座です!
テーマは、「文化結合症候群」!
内容は後ほど!
新聞読解「たばこ増税へ議論加熱 紙巻き 段階上げが有力に」
本日の新聞読解のトピックは、「たばこ増税」についてでした。
以下、記事の要約です。
政府・与党が国民の健康増進や歳入増を目的として、たばこ税の増税に向けた検討を進めている。自民・公明両党が30日にそれぞれ開いた税制調査会の会議で増税の方針を確認した。紙巻たばこよりも税額が低く、市場が拡大している「加熱式たばこ」も増税する方向だ。ただ、増税の額や時期を巡って意見が分かれており、2018年度税制改正大綱をまとめる直前まで調整は続きそうだ。たばこ税の増税が18年度に行われれば、紙巻たばこ1本当たり3.5円を増税した10年10月以来、約8年ぶり。増税でたばこの値段が上がることで、喫煙者がたばこを吸う量を減らす健康増進という目的がある。政府は消費税率を10%に引き上げる19年10月に一部の税率を8%に据え置く軽減税率を導入する予定で、導入に伴う財源不足をまかなう候補の一つとして、たばこ税の増税が検討されてきた経緯もある。たばこ税増税は18年10月から4年かけて、紙巻き1本当たり3円増税する案を軸に検討されている。
この記事に対する利用者さんの感想・意見
- タバコ増税は反対だ。
- 健康増進のため値上げは良いと思う。
- ストレス解消のため高くても購入者がいると思う。
- 加熱式たばこは画期的だと思った。
などの意見がでました。
増税するのであれば、正しく税金を使用して欲しいですね!!
心理学講座『文化結合症候群』
就労移行支援事業所リスタートの今日の教養講座は外部講師による心理学講座です!
テーマは、「文化結合症候群」!
文化とは何か
・一定の範囲を持つ
・社会組織的要素を持つ
人は、どこかの文化に所属し、その構成員となります。
構成員になることにより、精神(感情)、行動、認知に影響を受けることになります。
認知とは、知覚し統括する能力のことを指します。
例えば、日本において藤色は「気品がある」「高貴だ」という認識になるのに対し、
国によっては「不幸」「不吉」を意味する言葉として認識されることになります。
このように、文化の影響を受けることで認知が変わってくるのです。
文化結合症候群
世界には様々な昔話や神話がありますが、そういったものが文化に根付いているために発症する病気のことを「文化結合症候群」と呼びます。
日本は恥の文化と呼ばれています。
社会的に問題にもなっている「ひきこもり」は、この恥の文化に端を発する「対人恐怖症」によって引き起こされていると言えます。
また、儒教においては、女性が男性を立てる文化であることから、「火病」と呼ばれるヒステリー症状が既婚の女性に多くみられるんだそうです。
さらには、海外で「悪魔に憑りつかれた」という人が、聖書に反応したり、名前を聞くと有名な悪魔の名前を口にするのも、自分が所属している文化で触れている宗教の影響であると考えられます。
他にも、「ウェンディゴ」や「キョンシー」など、世界各地に残されている様々な伝承などが、文化結合症候群による精神疾患ではないかと言われています。