実践!第6のコラムで適応的思考を作ろう 12月27日

新聞読解 「ホテル運営従業員は不要?「ロボ8割」で満足度高く」

本日の新聞読解のトピックは、「ロボットが接客する「変なホテル」」についてでした。
以下、記事の要約です。

ロボットが接客して通常の4分の1程度の少人数で運営する「変なホテル」をグループで展開するエイチ・アイ・エス。製造業の後じんを拝し、米国の半分程度と指摘される日本のサービス業の労働生産性はどこまで高めることができるのか。沢田秀雄会長兼社長に聞いた。「変なホテル」を増やしています。「長崎など4ヵ所にあり、2018年度までに9か所で新設する。1施設あたり総勢7人ほどで運営する。入退館手続きや床・窓の掃除などロボットに任せ、一部は土産物運搬や芝刈りもロボットが担う」「長崎の施設は初めてロボットがスタッフとして働いたホテルとギネス世界記録に認定された。18年は客室を増やすが、スタッフ人員は減らしたい」

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • ホテル運営に関してはロボットは力不足でおもてなしが足りないと思う。
  • ロボットと人間の共存が今後必要だと思った。
  • 調理ロボットと一人の人員では人情味のないお店だと思った。
  • ロボットが8割稼働しているのは驚いた。
  • 変なホテルは将来あたりまえのホテルになると思った。

研修などの機会が増えサービスの向上につながるのは良い事ですね!!

SST

「か」「が」で始まる 日本が世界に誇れるものは?

就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。

「紙細工」「川端康成」「雅楽」「ガリガリ君」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

A班:カルピスとガンダム
B班:Kawaii文化

A班は、様々な回答が出た中で、同票を集めたのが「カルピス」と「ガンダム」でした。なるほど、世界でも日本でもよく知られていますよね。
B班は「Kawaii文化」! 海外でも、Kawaiiという表現が使われているそうですね。

適応的思考を作ってみよう!

今日のSSTでは、前回やった作り方を元に実際に適応的思考を作る練習をしてみました。
これまで使ってきた、「なじみのない仕事で周りに聞けない」例と「任された仕事でミスをし飲み会に誘われなかった」例の、適応的思考はどのようなものになるでしょうか。

なじみのない仕事で周りに聞けない

・根拠
仕事の内容がよくわからず、実際に仕事が停滞している。人に話しかけるときにいつも緊張していて、言いたいことが言えないことがよくある。
・反証
慣れていない仕事に戸惑うのは当然のことだし、慣れてきた部分もある。同僚や上司も、時間があるときには教えてくれる。少しずつは仕事も進んでいる。
自分は聞き上手だと言われることがある。ためらっていても、本当に必要なことは最後には言えている。
・適応的思考
どんな仕事でも上手くいかないことはあるが、少しずつ仕事は進んでいるから、まずその経過を見ることが大事だ。
慣れてくればスムーズにいきそうだし、まわりの人たちも協力的だ。
緊張するのは事実だが、言うべきことを言えればいい。 むしろ、聞き上手な方が人間関係はうまくいくこともある。

任された仕事でミスをし飲み会に誘われなかった

・根拠
仕事で繰り返しミスをした。上司に仕事のミスを指摘された。上司が同僚を飲みに誘い、自分は誘われなかった。
・反証
今やっている仕事でミスしてしまっているだけで他の部分は問題ないし、今の仕事が合わずとも他の仕事は試していない。
以前には自分も上司に飲みに誘われたことがある。
自分は新規プロジェクトに抜擢された。
・適応的思考
たしかに仕事でミスをして叱られたことはつらかったけれど、ミスについて叱られただけであって、私はプロジェクトにも抜擢されたのだから、仕事の能力がないと落ち込む必要はない。
同僚だけが飲みに誘われているのは気になるけれど、私も誘われたことはあるし、もう少し様子をみてみよう。ミスのことを叱られただけで上司に嫌われたと結論づけるのは早いだろう。

根拠と反証の両面から考えて、バランスの良い、現実的な考え方を目指してください。

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