鉛筆を3万円で売るには? 1月15日

ローソン、薬販売900店 ドラッグ店と客争奪

本日の新聞読解のトピックは、「ドラッグストアとコンビニの競争」についてでした。
以下、記事の要約です。

ローソンは2021年度末までに一般用医薬品を扱う店舗を5倍の900店に増やす。風邪薬など500品を販売し、女性やシニアなどドラッグストアの利用客を取り組む。一方でドラッグ店も24時間営業を増やすなどコンビニエンスストアの客を奪っている。人口減やネット通販の伸長で実店舗の売上高が伸び悩むなか、業態の垣根を越えた競争が一段と激しくなる。ローソンは現在、コンビニ170店舗で医薬品を販売している。21年度末までに全国の店舗数を現在の約1万3千から1万8千に増やす計画で、新店や既存店で医薬品の扱い店を順次増やす。セブンイレブン・ジャパンで医薬品を扱うのは約40店で、ファミリーマートは約50店で調剤薬局やドラック店との一体型店舗を展開する。ローソンの医薬品の販売店舗数はドラッグ大手マツモトキヨシホールディングスの約6割の水準となり、コンビニ業界では突出する。

この記事に対する利用者さんの感想・意見

  • ドラック店の24時間営業は驚いた。
  • 実務経験が必要なのはなかなか厳しいと思った。
  • 共倒れにならないか心配。
  • ローソンの社員教育に本気度を感じる。

などの意見がでました。
今後登録販売者の資格が注目されそうですね!!

ワークショップ「鉛筆を3万円で売る方法」


就労移行支援事業所リスタートのワークショップでは、グループディスカッションの練習を行っています。
今日のテーマは「鉛筆を3万円で売る方法」!
鉛筆の価値は、安いもので一本20~30円、高いものでも100円程度でしょうか。
今回のワークショップでは、そんな鉛筆を3万円で売れるようにしなければいけません。
付加価値を高めるためには、書きやすさなどの鉛筆としての特性だけでなく、素材や希少性、ブランド価値、歴史的な価値など、様々な部分で工夫することができます。
いったいどのような鉛筆ができあがるのでしょうか。

利用者さんの回答

Aチーム:聖火を使ったオリンピック限定鉛筆

Aチームは、2020年オリンピックを利用して付加価値を高めることを考えました。
そこで、オリンピックで使われる聖火を使い、燃えた後の木を再利用した鉛筆を作ることにしました。
また、数量を100本に限定し、シリアルナンバーをつけることでさらに希少価値を高め、3万円で販売します。

Bチーム:特定の人の需要に答える鉛筆

Bチームは、万人受けを狙わず、特定の人の強い需要に答えることで、価値を高める、という方法を取りました。
話していく中で4種類の鉛筆の案が出たため、それらをすべて個別のものとして発表してくれました。
・鉛筆の濃さや硬さにこだわる専門職に向けた、鉛筆のセット
・ジャニーズが好きな人に向けた、ジャニーズがドラマや映画で使った小道具の鉛筆のセット
・希少なものなどが好きな人に向けた、クリスタルでできた鉛筆とクリスタルを削れる鉛筆削りのセット
・ミーハーな人に向けた、文章の予測変換などができるAI付鉛筆。
さらに、これらの鉛筆を数量を限定して売ることで、3万円での販売を可能にする、というのがBチームの意見です。
 
どちらのチームも、数量を限定することで付加価値を高める、という部分は共通していました。
その上で、Aチームは東京オリンピックというイベントに目をつけ、Bチームはターゲットを限定することで価値を高めました。
余談ですが、3万円以上する鉛筆というものは実在するので、鉛筆を3万円で売るなんてムリだ、と諦めずに色々なアイデアを出してみるのが重要ですね!