ブレインストーミングで解決方法を探そう! 1月24日

新聞読解「収入増を阻むのは誰か 停滞する雇用・年金改革」

本日の新聞読解のトピックは、「雇用・年金改革」についてでした。
以下、記事の要約です。

正月明けの5日、安倍首相は冗舌だった。1800人の企業経営者で立錐の余地もないホテルニューオータニの大宴会場。しつらえられた舞台に上がり、まくし立てた。「今年の賃上げ、はっきり申し上げて3%お願いしたい。会場からあまり声がないようですね。異議なしと理解したい」経済団体が開いた新年恒例のパーティーだ。壇上には榊原経団連会長、小林経済同友会代表幹事ら。「2日に一緒にゴルフをした榊原さんはドライバーで前回より3%以上、飛ばしていた。昨年ゴルフした小林さんもパワーと勢いがあった。お二人の勢いを是非賃上げに発揮して頂きたい・・・」立て板に水である。それにしても、なぜ3%か。直近の完全失業率は2.7%、有効求人倍率は1.56倍。日本経済は完全雇用を達成してあまりある。ところが内閣府の分析によると、今の景気上昇の起点になった2012年から4年間の1人あたり名目賃金は、年平均0.4%の上昇にとどまっている。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 女性の活躍する場が増えてきたと思った。
  • 構造的失業の意味がわかって勉強出来た。
  • 転職をしやすくする社会を作ったほうが良いと思った。
  • 女性の賃金上昇は嬉しい。

今年は収入増の改革が進めば良いですね!!

SST

「か」「が」で始まる毎日したいことは?

就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。

「身体を洗う」「カロリーオフ」「学習」「快眠」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

A班:片付け
B班:カールを食べながら会話

A班の答えは片付け! ため込むとどんどん片付けられなくなってしまうんですよね。毎日きっちりやるのが一番です!
B班は、好きなものを食べながら人と話すというもので、リラックスできそうですね!

問題を明確化しよう!

問題解決を遅らせる考えを取り除くことができたら、実際に問題を解決するために動き出します。
そのために、まずは問題を明確化する必要があります。
人間は、困った状態になると、感情に押し流されて具体的な問題が見えなくなってしまいがちです。
行動に移る前に、何が原因となっているのかを突き止め、具体的で解決可能な問題を見つけ出しましょう。

ブレインストーミングで問題の解決方法を探そう!

ブレインストーミングとは、できるだけ頭を自由にして、思いつくままにアイデアを考えていくという意味です。
問題を明確化できたら、次はこの方法で解決方法を探していきます。
まずは、筋が通っているかどうかは後回しにして、多くのアイデアを出すことを優先します。
これは、気持ちが動揺しているときには冷静な判断が難しく、アイデアを思い付いた段階では荒唐無稽に見えても、後から見返すと有効な手段である場合があるからです。

今回は、「異動してきたばかりなため、会社での新しい仕事に馴染めず、うつ的になっているため仕事が片付かない」という問題を例にして、実際にブレインストーミングでアイデアを考えてもらいました。
そこでは、次のような意見が出ました。

  • とりあえず今できることをやる
  • プライベートを充実させリフレッシュする
  • メンタルクリニックを受診する
  • 元の部署に戻れるように申請する

解決のための行動を決めよう!

ブレインストーミングで案を出し終えたら、それぞれの方法についてその長所と短所を考えていきます。
それを実行するまでにどのような障害があるか、実際に実行したときにどのような問題が出てくる可能性があるのか、また逆に、その方法を使った場合に、問題が解決される可能性がどの程度あるのか、といったところに目を向けると良いでしょう。
すべての案について考えたら、その中で一番実行しやすく、問題解決に繋がる可能性がある方法を選択します。

先ほどのアイデアに対しては、それぞれこのような長所と短所が見つかりました。

  • 汎用的であり現実に実践できるが、今できないことを解決できず、何からやればいいかなど改めて考える必要がある
  • うつ状態の回復には効果的と考えられるが、目の前の仕事は片付かない。
  • 薬による症状の回復や専門家の意見を期待できるが、拘束時間や費用などの敷居が高い。
  • 慣れた仕事に戻ることができるが、異動してすぐの申請は印象が良くなく受理されるとも限らない。

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