販売と接客の違いとは? 2月19日

新聞読解「歓迎光臨 春節商戦火ぶた 首都圏各地で集客合戦」


本日の新聞読解のトピックは、「観光客の呼び込み」についてでした。
以下、記事の要約です。

春節に向けて、首都圏の企業などによる集客合戦が本格化してきた。繰り返し日本を訪れる中国人観光客が増え、都心や箱根といった「定番」以外のスポットは新たに呼び込もうと知恵を絞る一方で、既に定番となっている観光スポットは従来のサービスをより手厚くして固定客の確保を目指している。神奈川県では箱根を訪れてもすぐに都心へ戻ってしまう中国人観光客が多く、県全域での需要の取り込みが課題になっている。京急グループは3月4日まで沿線の三浦海岸駅や三崎口駅に来た訪日客へ桜をデザインしたオリジナルの箸を先着500人に贈呈する。昨年は玄関口である羽田空港で浮世絵風のポストカードなどをプレゼントしたが、今年は沿線の三浦地域への呼び込みに注力する。県は旅行商品の企画は春節などの大型連休やイベントの半年前頃から始まることを踏まえ。2017年7月に東京都内で開かれた中国系旅行会社14社が集まる商談会に参加する。

この記事に対する利用者さんの感想・意見

  • 650万人の観光客は驚いた。
  • 訪日とするとマナーを守らない観光客が心配だ。
  • 観光よりただ買い物に来てるだけだと思う。
  • 中国語の曲やアナウンスは良いサービスだと思った。

などの意見がでました。
観光客が馴染みやすいサービスを提供する事は良い事ですね。

ワークショップ「販売と接客の違いとは」


就労移行支援事業所リスタートのワークショップでは、グループディスカッションの練習を行っています。
今日のテーマは「販売と接客の違い」!
「販売」と「接客」。セットで語られることの多いこの二つですが、それぞれにはどのような特徴があるのでしょうか。
顧客に対する「目的」と、それぞれが目指す「成果」に注目して考えてみました。

利用者さんの回答

まず、販売と接客それぞれの目標は、「商品を売り、利益を上げること」と「顧客の要望を聞き満足度を上げること」であると考えました。
その上で、これらの違いを示す要点を3つ挙げてくれました。
1つ目はコミュニケーションとホスピタリティで、接客はこれらを最重要視するのに対して、販売はネット販売などこれらを介さないようなものも含みます。
2つ目は売るものの違いで、販売は形にあるものを売るのがメインとなりますが、接客には形のないものを扱うサービス業なども含みます。
3つ目はそれぞれが重視するものの違いで、接客はトークスキルやもてなす心などで客に喜んでもらうことを重視するのに対して、販売はあくまで利益を上げることを重視し、直接客とコミュニケーションをとる以外の方法でも工夫していきます。
そのため、接客というものは販売のための方法の1つであるとも考えられます。

スタッフからのコメント

接客の目的は顧客満足度を上げることですが、そもそもなぜ、顧客満足度を上げる必要があるのでしょうか。
顧客満足度が高ければ、リピーターとして何度も来てくれる顧客ができたり、評判が良くなれば他の店よりも自分の店を選んでくれる人が増えます。
そうすることで、販売がよりしやすくなり、利益にも繋がります。
そう考えると、接客というものは、販売のための方法の1つであるとも考えられますね。