ドラえもんの新しい秘密道具を発明しよう! 2月26日

新聞読解「住宅弱者 入居しやすく」


本日の新聞読解のトピックは、「住宅弱者が入居しやすくするための補助」についてでした。
以下、記事の要約です。

東京都は2025年度までに高齢者や低所得者らが入居しやすい住宅を3万戸登録する。アパートの空き部屋などを高齢者など向けの専用住宅として登録すれば、大家に改修費や家賃を補助する制度も18年度に創設する。一人暮らしの高齢者の増加や若年層の収入減で、自力で住宅を確保できない世帯が増えている。「住宅弱者」の安全網となる民間住宅を増やす。

この記事に対する利用者さんの感想・意見

  • 現状ある問題に対して大家に対して保証することで受け入れやすくなるということで、しっくりくる対策だなと思った。
  • 様々な新制度を別々に作ることで複雑になっていくのが心配。
  • 負担を1/6にするというのはやりすぎなのではないかと思った。
  • 「事故物件」が損失になるために高齢者の単身世帯が住宅を確保し辛い、という事実が目からうろこだった。

などの意見がでました。
「監視されている」と感じて嫌がる人もいそうなので、多くの人にとって納得のできる制度になるといいですね!

ワークショップ「ドラえもんの新しい秘密道具」


就労移行支援事業所リスタートのワークショップでは、グループディスカッションの練習を行っています。
今日のテーマは「ドラえもんの新しい秘密道具」!
国民的アニメである「ドラえもん」。日本に住んでいたら、ほとんどの人は見たことがあるのではないかと思います。
今日は、そんなドラえもんの新しい秘密道具を考えました!
さらに、最終的に1つの秘密道具に絞ってもらうため、「ドラえもんに出てきそうで」「現代社会であると便利な」もの、という条件で考えてみました!

利用者さんの回答

Aチーム:地震予知機
「付喪紙」や「おひとり様用エアバッグ」などユニークな意見も多く出る中で、選ばれたのはこの「地震予知機」でした。
効果としては、名前の通り地震の発生時間や場所、強さなどを正確に予知する機械です。
選ばれた理由は、人命救助に役立つ道具である、ということと、アニメで扱うことで防犯意識を高めることができるのではないか?という意見によるものでした。
関東に大きな地震が来ると言われている中で、防災意識は十分ではないというように言われています。
現実に存在せずとも、アニメでこれをモチーフにした話をやることにより、一人一人の防災意識を高めることができそうですね。

Bチーム:生活支援ナビゲーションロボット
生活支援ナビゲーションロボットは、必要に応じて家事のコツや料理のアドバイスから、宿題の解き方などまで教えてくれるサポートロボットです。
また、AIで特性や適正などを測りアドバイスをしてくれる「就職活動カバン」というアイデアもあったのですが、これも「生活支援ナビゲーションロボット」に組み込んで、データを収集し、あらゆる場面でアドバイスができるように学習していくロボット、というものになりました。
「代わりにやる」のではなく「アドバイスをする」というところが面白いですね。仕事を奪ってしまうのではなく、検索したり、調べたりすればわかるかもしれないことをアドバイスしてくれるというのは、適度に便利で良い意見だと思いました。

スタッフからのコメント

今回のテーマは、「ドラえもん」という漫画やアニメを題材にしていますが、「現代社会にあると便利なもの」ということで、現実にある問題などに目を向けた話し合いとなりました。
身近な作品であることで、ただ意見が出るだけでなく、「その秘密道具が出るエピソードはどんなものか」などといった話し合いも行われて盛り上がりました。