ワークショップ「田舎と都会、どちらに住んだ方が幸せか?」

新聞読解「予算の立て方に助言 学校事務職員」


本日の新聞読解のトピックは、「予算」についてでした。
以下、記事の要約です。

「生徒会の予算はどこから出ているか知ってる?」

5月14日、福井市至民中学校で放課後に開かれた生徒会役員向けの研修会。

事務主任の吉田さんが質問を投げかけると、生徒は首をかしげた。

吉田さんは「生徒会活動と予算」と題した資料を配り、各家庭から一人あたり年間960円を集めていると伝えた。

今年度の生徒会会計では、各委員会の予算が前年度と同額で組まれている。

吉田さんは会計のプロという立場から、「お金があるから何か買おうというのではなく、学校をよくするための活動を考え、家庭から預かっているお金を大事に使ってほしい」と訴えた。

2年の沢ひかりさんは「できるだけ学校にある物を使うなどして、余計な支出を減らしたい」と話した。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 事務員の方の授業が受けられるなんて勉強になると思った。
  • 社会の仕組みについて身近に感じられると思った。
  • 事務職員にもステップアップが求められている気がする。
  • 予算について把握するのは何事も必要だと思った。

効果的な予算の使い方は学生の頃から学びたいですね!

就活SST

『ふ』で始まる日本人が好きなもの言えば?

就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。

「フグ」「ファミコン」「フランス料理」「冬」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Aグループ「富士山に行き、付和雷同して風呂に入る」

日本の象徴ともいえる富士山や、やはり日本の文化としてのイメージが強い風呂に、「付和雷同」の言葉。確かにどれも、日本人らしいですね!

職場での問題に対処する

①頼んだ仕事が終わらなかった

係長から、明朝9時からの会議で使うので今日中に、と資料の作成を指示されましたが、忙しかったので新人に一部を頼んでおきました。
夕方、その新人にできたか確認したところ、明日作るようにと聞いたので手を付けていない、と言われました。
このような場合、どのように対処したら良いでしょうか。

利用者さんの意見

  • 係長にいきさつを報告して残業の了承を得る
  • 頼んだ新人に今日中に作る必要があると伝え可能なら一緒に作業してもらう
  • 新人が残業できなかった場合、自分にも責任があるので1人で残業する

指示がしっかり伝わっておらず、起こってしまったミスですね。
作り直すことになっても間に合う時間に進捗を確認したり、仕事を頼む際に間違いなく伝わったか確認する、などの対策を取っておくと良いでしょう。

②中途入社した社員と折り合いが悪い

商品開発部に初めてデザイナーが中途入社しました。
ヘッドハンティングしただけあってデザイナーとしてのセンスがよく上役の受けは良いものの、部員たちは高慢で鼻持ちならないと言っており、部内の雰囲気は悪くなってしまいました。
このような場合、先輩の立場として部員たちにどのようなことを言えば良いでしょうか。

利用者さんの意見

  • デザイナーとして入社したのだから、自分たちとは役割が違うと説明する
  • 会社にとって必要であり採用したのだから、受け入れる努力も必要である
  • どうしても気になるようであれば、自分が直接話すので教えてほしい

部内の雰囲気が悪くなってしまうのは問題ですが、必要があっての中途入社であり、初めから拒絶するような対応は望ましくありません。
しかし、入ってからしばらく経っても空気が改善しないようであれば、話し合うことも必要となるでしょう。

ワークショップ「田舎と都会、どちらに住んだ方が幸せか?」


就労移行支援事業所リスタート高田馬場では、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日は、「田舎と都会、どちらに住んだ方が幸せか?」というテーマでした。

田舎での暮らしと都会での暮らし、どちらにもメリット、デメリットがあります。

田舎でゆっくり暮らしたいと思う人もいれば、都会での便利な暮らしがしたいという人もいるでしょう。

それぞれを比較して、チームとしての答えを話し合っていきました。

利用者さんの回答

Aグループの結論「都会」

Aグループの結論は、「都会」という結論になりました。

まず、住む上での幸せとは?という定義付けを行っていく中で、「生活する上での様々な選択肢が自由がある事が幸せである」という定義付けを行いました。

自由である為には、どこへ行くにも便利なインフラが整備されていることや、趣味なども多様に選べる選択肢の多さなどが挙げられました。

もちろん田舎にも、人とのつながりや自然が多く癒される事いい点はたくさんありますが、それ以上に都会のメリットの方が大きいという結論になりました。

Bグループの結論「都会」

Bグループの意見も、「都会」でした。

都会のメリットとして最初に挙げられたのは、仕事が多くあることや、様々な店があり買い物をしやすいことでした。
しかし、これらについてはインターネットでの仕事の受注や通販の利用により、田舎でもそれほど差はないのではないか、との意見がありました。

さらに、田舎には景色が良いことや、空気がきれいなこと、食べ物が美味しいことなどのメリットが挙げられました。
それでもBグループが都会を選んだのは、病院や各種施設などは人の多い都会に作られ、田舎では使いづらいという意見があったためでした。

スタッフからのコメント

今回のテーマは、AorBという様などちらかの結論を出すテーマですが、「幸せ」という人それぞれ違う曖昧な要素が入ってくる事によって難しいテーマでした。

都会と田舎のメリット・デメリットを挙げる事自体は比較的簡単ですが、そこに「幸せ」という要素が入ってくると単純なメリット・デメリットだけで結論を出す事ができません。

まずは、チームとしての住む上での幸せの定義を簡単にしてから、都会と田舎を比較していくという事がポイントとなりました。

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