ワークショップ「病院の待ち時間を減らす方法を考えよ」
目次
新聞読解「楽しみながら体感、リハビリ・学習ゲーム感覚」
本日の新聞読解のトピックは、「ゲーミフィケーションによるリハビリ」についてでした。
以下、記事の要約です。
先天的に右足の大腿骨に異常があった僕(34)は小学5年生で手術を受けた。
数か月間のリハビリにはつらい記憶しかない。床の消しゴムを足でつかみ、空き箱に入れる。足を床から1センチ上げるだけで額に脂汗がにじんだ。あれから20年以上。楽しみながらリハビリや介護予防を目指す研究が進んでいるという。
日常生活の様々な事柄に遊びの要素を取り入れる「ゲーミフィケーション」という概念で、教育やビジネスなどにも応用されている。
リハビリが楽しい?想像できない。
早速、取材へ向かった。「あなたは片足立ちの神です!」。大画面に派手な文字が浮かぶと体育館に歓声が上がった。九州大学芸術工学研究院の松隈准教授が開発したゲーム「ロコモでバラミンゴ」に地域の60~80代の男女約20人が取り組む。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- ゲームを通して医療の発展に繋がれば良いと思った。
- 介護予防になるゲームは積極的に取り入れて欲しい。
- 若い世代からプレイしていないと新しいゲームについていけないと感じた。
- 何事も毎日の積み重ねが必要なんだと思った。
遊びが課題解決の手段ならば困難に立ち向かう気も湧いて来そうですね!
就活SST
『は』で始まる幸せになるために必要なものと言えば?
就労移行支援事業所リスタートでは、講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
「ハッピーパウダー」「ハンカチ」「パソコン」「パーティー」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
「ハンカチ落としゲームパーティー」
(幸せの黄色い)「ハンカチ」と楽しめる「パーティー」が組み合わさりました!笑
職場での問題に対処する
業者への対応
取引先の出入りや新規商品の売り込みが多いため、新人に業者に対応する時の注意について教えることにしました。
このような場合、どのようなことを言えば良いでしょうか。
利用者さんの意見
横柄な態度をとらない、安請け合いをしないなどほぼ解答に近い意見を出してもらう事ができました!
以下、回答例として、
- 業者はどんな場合でもこちらを立ててくれるが、それをいいことに尊大な態度を取ったりしないこと
- 納期などで無理な注文をするときは、「無理を言って申し訳ない」などと言って頼むこと
- 売り込みには、期待を持たせるような曖昧なことは言わないこと。断るときははっきり断ること
業者は立場からして腰の低い態度を取るものです。
しかし、対応には、立場の違いはあっても社会で仕事をしている同士という自覚が必要です。
ワークショップ「病院の待ち時間を減らす方法を考えよ」
就労移行支援事業所リスタート高田馬場では、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。
ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。
また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。
今日は、「病院の待ち時間を減らす方法を考えよ」というテーマでした。
利用者さんの回答
多くでた意見としては、予約制・待ち時間管理システムの導入による「待ち時間の可視化」という意見でした。
さらにWeb予約を取り入れて、あらかじめ「患者に症状を入力させる」ことで、医者からのヒアリング時間の短縮をしたり、「健康保険証」を画像でアップロードし、受付時に照合するなどすることで、事務手続きの簡略化などのアイディアも挙がりました。
結果的には、完全予約制でWeb予約にて症状を入力・健康保険証などのアップロード。受付時に、保険証を照合し、自分の待ち時間をwebサイトなどで確認できる様な仕組みを導入することで病院の待ち時間を減らすという結論に至りました。
スタッフからのコメント
今回は、人数が2チームに分ける程ではなかったのでそれぞれの意見を発表してもらい、良い点や悪い点などを考慮しつつ上手い具合にアイディアを組み合わせて結論を出す事が出来ました。
グループワークでは、全体の意見の共通要素を探してまとめて行くのがチームの意見としてまとめる際のコツとなってきます。