就活SST「アサーションとDESC法」
新聞読解「なぜ不安を解決してもすぐ不安になるのか 不安になりやすい人に共通すること」
本日の新聞読解のトピックは、「不安」についてでした。
以下、記事の要約です。
不安から解放されたいと悩んでいる人の多くに共通しているのは、仕事ができる人ということです。
仕事ができる人は常に完璧を求めます。不安の背景には、向上心が高いということが隠れています。
つまり不安を持っているということは、ポジティブな一面があります。
不安を解決する方法は、「受け入れる」ことです。
完璧という状態はありもしないということを受け入れる。
完璧ではない自分を受け入れる。
そうすることで不安にとらわれる精神は好転していきます。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 言い換えをしてみることは良いが、妥協をしすぎて怠けてしまったらまずいなと思った。
- そもそも自分に点数をつけること自体が難しいと思う。
- わかってはいるけど難しいことだなと思った。
- 完璧主義の人は願望が強すぎるのかなと思った。
不安との付き合い方は難しいですが、きちんと向き合うことが大切ですね。
SST
『さ』で始まる三日坊主で終わりがちなことは?
就労移行支援事業所リスタート講座の前にいつもアイスブレイクを取り入れています。
今日はアイスブレイクとして、「朝までそれ正解」をやりました。
「散歩」「逆立ち」「魚を食べる」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
「佐川急便でバイト」
宅配の仕事は、再配達や夜中の配達など、労働条件が厳しいということで度々話題になっていますよね。
三日以上続けられないような厳しいバイトでなくなるよう、利用する側としても協力していきたいですね!
アサーション
今回は、「アサーション」についての話をしました。
人はみな、別々の価値観や考え方を持っており、時には考え方の違いから意見が食い違ってしまうこともあります。
その時、自分の言いたいことを言わず、相手に合わせる自己表現を「非主張的自己表現」。
相手の考え方を認めず、自分の考えを押し通そうとする自己表現を「攻撃的自己表現」と言います。
しかし、これらの自己表現では、どちらも良好な人間関係を構築することができません。
そこで、自分の伝えたいことは伝えるが、それを強制はせず相手の考え方も理解し、お互いが納得できる方法を探していくことが必要となり、そのための自己表現を「アサーション」と言います。
DESC法
アサーティブな提案をするためのテクニックとして、DESC法というものについても紹介しました。
DESCとは、これらの言葉の頭文字を取ったものです。
【D】Descride…自分が対応しようとしている状況や相手の行動を描写する。
【E】Express,Explain,Empathize…自分の感情を表現・説明する。
【S】Specify…相手に望む行動、妥協案、解決策などの特定の提案をする。
【C】Choose…提案が受け入れられたとき、断られたときの双方を想像し、結果に対する選択肢を示す。
これは、自分の考えや提案を伝えるためのものであって、自分の意見を必ず受け入れさせるためのものではありません。
そのため、相手の考えも尊重し、自分の意見が受け入れられなかったときのことも考えておく必要があります。