就活SST「2種類の7つの習慣」

就活SST

『も』で始まるいらないのに捨てられないものは?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「モニター」「もつ鍋の汁」「モバイル機器」「モーニング娘のCD」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Bグループ「模造刀」
Cグループ「貰った森ガールと書いてあるTシャツ」

Bグループは「模造刀」!捨てようとしたら、刃物と間違えられて危ないので粗大ごみと一緒に出さないよう言われてしまった、なんてエピソードを話していただけました!
Cグループは、「貰ったブランド物の洋服」と「森ガールと書いてあるTシャツ」という回答が合わさりました。着ないけど貰い物を捨てるわけにも・・・とても困りそうですね!

2種類の7つの習慣

前回のSSTから、「選択理論」についての内容に入りました。

他者をコントロールすることができるという考え方を「外的コントロール」、自分以外をコントロールすることはできないとする考え方を「内的コントロール」と呼びます。

静かにさせるために「うるさい!」と怒鳴る、「こっちに来ないで」などと言って相手の行動を制限しようとすることなどは外的コントロールに基づいた行動であると言えます。

また、「相手がぶつかってきたから舌打ちする」といったような、「相手がしてきたことが原因で自分が行動を返しているので、問題は相手にあり自分は悪くない」というような考え方も、外的コントロールに基づくものです。

しかし見ての通り、こういった外的コントロールに基づく言動は、使われた相手を嫌な気持ちにさせてしまいますし、思った通りに相手が動いてくれるとも限りません。

何か働きかけても相手に与えるのは「情報」だけであり、それを受けて相手が選択するという内的コントロールに基づいて考えれば、相手に配慮した言い回しを選んだり、相手の言動の理由を考えることができ、そうすれば相手に不快感を与えることもなく、良好な人間関係を保つことができます。

外的コントロールの例として、以下の7つを挙げることができます。

  1. 批判する
  2. 責める
  3. 文句を言う
  4. ガミガミ言う
  5. 脅す
  6. 罰する
  7. 目先の褒美で釣る

これらは致命的な7つの習慣と呼ばれるもので、これらを使わないよう心掛けるだけでも、円滑なコミュニケーションができるはずです。

また、以下の7つは身につけたい7つの習慣と呼ばれる内的コントロールの例です。

  1. 傾聴する
  2. 支援する
  3. 励ます
  4. 尊敬する
  5. 信頼する
  6. 受容する
  7. 意見の違いを交渉する

致命的な7つの習慣を使わなくなってきたら、これらの習慣を使うように意識することで、さらに良い人間関係を目指していきましょう。

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