就活SST「選択理論の実践②」
新聞読解「豊洲市場のオープンについて」
以下、記事の要約です。
豊洲市場の開場が明日10月11日に迫った。
築地市場の従業員向け食堂は、鮮度が評判で一般客も多く足を運んでいた。
豊洲の新市場もその空気を引き継ぎ、一般客向けの飲食店、見学などの施設も建設中だ。
ただし集客施設のほうはオリンピック後の2023年開業予定とのこと。
観光地としてもブランディングが期待される。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 液状化など、震災時の安全面が心配。
- 千客万来施設も楽しみ。世界の市場・観光名所として成長してほしい。
- 港から豊洲までの渋滞、見切り発車感が心配。
- 安全面確保に時間がかかりすぎた。
- 築地は銀座が近く、商店街もあり立地がよかったが、豊洲は駅が1点しかなくイマイチ。
インフラを担いつつ、よい観光地になってほしいですね!
就活SST
『ほ』で始まる毎日したいことは?
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「ホテルのスイートルームに宿泊」「褒め日記をつける」「歩数計をつけて歩く」「ホームランを打つ」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
Bグループ「本当にやりたいことをやる」
Cグループ「保湿」
Bグループは「本当にやりたいことをやる」。確かに、本当にやりたいことを毎日できれば一番の幸せですよね!
Cグループは「保湿」です。毎日欠かさず手入れをすることが重要ですね!
選択理論の実践
今回も、例題を用いて選択理論の実践をしました。
今日やったのは、以下のようなケースについてです。
職場になじめない
状況
Kさんは大手電機メーカーの子会社に今年入社し、経理課に配属されました。
不況の煽りで何年か新卒採用をおこなっていなかったため、職場で最も歳が近い人でも、11歳ほど年上の女性です。
Kさんの職場の先輩たちは、すでに仲良しグループが形成されていますが、内気な性格のKさんは、その中に上手く入れずに、淡々と仕事をこなすだけの毎日に嫌気がさしています。
昼休みも、仲良しグループはみんなでお弁当を作ってきて、社内で食べていますが、Kさんは料理をしないので、昼休みもひとりでファストフードなどですませることが多く、職場の先輩とは仕事で必要な会話しかしていないそうです。
あなたはKさんの大学時代の友人です。サークルのOB会でKさんに再開したあなたは、どのようにKさんに声をかけますか?
回答
まずはKさんが満たされていない欲求から考えていきましょう。
職場でグループに入っていけないというのは、愛・所属の欲求が満たされていないと予想できます。
しかし、内気な性格とあるのでKさんが「それなら自分にもできそうだ」という納得感がないと、Kさんの自信にはつながらないことも推測できます。
とても小さな変化で構いません。人は、小さなことでも、うまくいった経験によって自信をつけることができるので、Kさんにできることを一緒に考えるのが良いでしょう。
Kさんの話によれば、仕事で必要な話はしている、というのがポイントです。
会話の一例
あなた:「職場でなかなかなじめないというのは大変だね。やっぱりもっと気軽に色々な話ができたらいいと思う?」
Kさん:「そうだね、やっぱり仕事は仕事と割り切ろうともしてみたんだけれど、味気ないのも嫌だし」
あなた:「全然話さないわけではないんでしょう?」
Kさん:「うん、仕事で必要なことは話すんだけどね」
あなた:「その時に、ついでに『今度ランチにご一緒してもいいですか』って聞いてみるのはどう?」
Kさん:「うーん、うまくいくかなぁ……」
あなた:「職場の先輩は何人かいると思うけど、一番仲の良い人か、優しい人は誰?」
Kさん:「Fさんだね」
あなた:「Fさんだったら切り出せそう?」
Aさん:「そうだね、Fさんなら嫌がったりしないで聞いてくれると思う。今度やってみるよ」