認知行動療法講座「認知行動療法とは」/ 就活対策「前の会社を辞めた理由は?」
新聞読解「万博誘致について」
以下、記事の要約です。
日本は、2025年万博について、大阪への誘致を目指している。
東京五輪後の景気浮揚対策、大阪維新の会の主要政策となる夢洲(ゆめしま)開発などが誘致を目指す主な理由だ。
夢洲へのIR(カジノ)開業や、万博テーマの「いのち輝く未来社会のデザイン」に合わせたAIやVRの導入などを考えている。
開催国決定まで1か月。ロシアやアフリカなども誘致レースに参加、大詰めとなってきている。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- テーマが人工知能やAIなので、日本にとっての起爆剤になればいいと思った
- イベントのためにスタジアムなどの建造物を作るのはお金の無駄になるのではないか
- 経済安定には少子化対策のほうが優先なのではないか
- 日本は万博開催経験があるのと、また調和とうたっているので、他の国でやったほうがいいのでは
イベントに頼らない経済政策ができるといいですね!
認知行動療法講座
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
今日から、再び第一回の内容に戻ります。
今回は、「認知行動療法とはそもそもどんなものなのか」ということについて説明しました。
認知行動療法とは
認知行動療法を使う上で、非常に重要な考え方が、「我々はみな、自分なりのフィルターを通して世界を見ている」というものです。
様々な体験に対して、一人一人異なった考え方や捉え方をしており、それが気分に影響を与えるのです。
例えば、夜道で迷っているときのことを想像してみてください。
「きちんと準備しなかったからこんなことになったのだ。自分はいつもこうだ。ダメな人間なんだ」と考えたら、憂うつな気持ちになり、その場から動くことができなくなります。
「道を聞いた相手がいい加減だったんだ。あいつのせいで、こんな目に合っているのだ」と考えたら怒りが沸いてきて、近くのものを蹴飛ばすかもしれません。
「誰かがついてきている気がする。もしかしたら、自分に危害を加えようとついてきているのかもしれない」と考えると、恐怖や不安で鼓動が高くなり、足が竦んでしまうでしょう。
では、「周りに人がいないわけではないし、道を聞けば知っている場所に戻ることができるだろう」と考えたらどうでしょうか?
気分が落ち着いて、実際に解決のために行動できるのではないかと思います。
このように、「夜道で迷っている」という状況は同じでも、それをどのように捉え、考えたかによって、浮かぶ感情や取る行動は変わってくるのです。
認知行動療法は、マイナスの感情や望ましくない行動に繋がる考え方を別の考え方に変更することで、そのような感情を軽減したり、望む行動を取れるようにする、というものです。
特に、強いストレスを受けているときには悲観的な捉え方をしやすくなってしまうため、「歪んだ」認知ができやすくなります。
認知行動療法は、様々な精神疾患に効果がある他、ストレスへの対策としても役立てることができます。
就活対策『前の会社を辞めた理由は?/今まで何をしていたの?』
就活対策は、
・時事問題、
・マナー講座、
・面接練習、
という3本立てです。
今日の面接練習のテーマは「前の会社を辞めた理由は?/今まで何をしていたの?」でした。
辞めた理由は人それぞれですが、本音をそのまま言ってしまうのはNGです。
「うちの会社に入っても、同じことが起きたら、すぐ辞めるのではないか?」と採用担当者に思われてしまうかもしれません。
自分に至らない点があったことを認め、周囲のせいにしないような返答をするのがポイントです。
職歴がない場合には、「今まで何をしていたのか」を聞かれる場合があります。
資格のための勉強、希望する職に就くための練習、手伝いなどなど、仕事をしていなかった期間、代わりにしていたことを説明できるように準備をしておいてください。
上記の2つの問題のうち、自身に合ったほうの返答文を考えてみてもらいました。