ワークショップ「電車の新しい機能を考える」
目次
新聞読解「背景を読み解く力」
以下、記事の要約です。
反政府派の記者がトルコで殺害された事件で、皇太子による指示の可能性があり、サウジアラビアは世界から注目されている。
産油国は「脱石油時代」でも対応できるよう、国際金融都市を目指したり、文化教養都市を築こうとしたりしている。
しかし言論の自由を政府が脅かしているとすれば、サウジアラビアへの支援は慎重にならざるを得ない。
ニュースなどを見て「背景にあるものは何か」を自分の頭で読み解く、考える力は、人生を切り開くたくましさにつながると考えている。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 日本から見ると宗教で戦争が起きるということはなかなか理解できない。
- 指導者はきちんと過去の過ちを知り、同じことを繰り返さないでほしい。
- ネットなどいろいろな情報があふれている中。視点もいろいろ必要。
- 自分の考えが本当に正しいのか、その答えは誰が教えてくれるのか。
- グローバル時代にどんな視点を持つべきなのか、池上さんの意見を聞いてみたい。
歴史をはじめ、たくさんの知識に触れて、自分の軸にしていきたいですね。
就活SST
『そ』で始まる日本が世界に誇れるものは?
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートの月曜3コマ目はAグループの就活SST!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「即席ラーメン」「そば」「ソニー」「ソーラン節」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
Aグループ「ソメイヨシノ」
ソメイヨシノといえば桜の中でも代表格! まさに日本が誇れるものですね!納得の答えでした!
選択理論
選択理論では、我々が行動を起こすのは根源的な欲求を満たすためであると考えます。
この根源的欲求は5つの基本的欲求とも呼ばれ、5つの種類に大きく分けられます。
5つの基本的欲求
生存の欲求
飲食や睡眠、生殖など、5つの基本的欲求の中で唯一の身体的な欲求です。
安全や安定を求める欲求や、健康でいることへの欲求も含まれます。
愛・所属の欲求
誰かと一緒にいたいといった満足な人間関係を求める欲求です。
愛の欲求と所属の欲求に分類することができます。
力の欲求
認められたい、勝ちたいといった欲求です。
自分自身が結果を残すほか、周囲に貢献したいという欲求もここに含まれます。
自由の欲求
自分のやりたいようにしたいという欲求です。
束縛されず自由でいたいという欲求のほか、決まったパターンではなく変化が欲しいという欲求や、自分らしさを貫きたいといった欲求も含まれます。
楽しみの欲求
新しい知識を得たり、何かを作ったり、誰かを笑わせることなどへの欲求です。
欲求のバランスは人によって違う
これら5つの欲求は、老若男女問わずだれもが持っているものです。
しかし、どの欲求が強く、どの欲求が弱いのか、といったバランスは人により異なり、また欲求の満たし方も人それぞれです。
例えば、残業を例に見てみましょう。
力の欲求が強い人は、残業を厭わず働いて、結果を出すことを優先するかもしれません。
しかし、自由の欲求が強い人は、会社に貢献するよりも、早く帰って自分の時間を持ちたいと考えている、ということもあります。
持っている欲求は同じでも、その優先度が違う、ということを理解せずにこの2人が話し合えば、お互いに相手のことを理解できず、話は平行線になってしまうでしょう。
しかし、お互いにどうして考え方が違うのかを理解していれば、例えば1時間だけ残業をしてその日のうちに仕上げなければいけない仕事を終わらせる、など、双方が納得できる合意点を探していくことができます。
コミュニケーションを取るうえで、意見が食い違うことは多々あります。
その時、「相手を変える」外的コントロールではなく、「相手を尊重し、合意点を見つける」内的コントロールに沿った対応をすることが重要です。
ワークショップ「電車の新しい機能を考える」
高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。
ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。
また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。
今日は、「電車の新しい機能を考える」というテーマでした。
リスタートへの通所の際など、普段から利用する機会の多い電車。
今よりさらに便利に使えるようにするためには、どんな機能があると良いでしょうか。
利用者さんの回答
利用者さんからは、「思いやり車両」を作るという意見が上がりました。
これは、優先席のように障害を持つ人や小さな子供を連れた人など、助けを必要とする人の専用車両です。
ベビーカーや車いすを置けるようなスペースを用意したり、吊革からナースコールができて、体調不良者が出た際に次の駅ですぐに医者等に引き継ぐことができるようにするなど、利用しやすい環境づくりがされた車両です。
スタッフからのコメント
様々な意見が出る中で、両立するのが難しい意見をいかにまとめていくのかなど、だんだんと難しい課題に挑戦されるようになってきています。
色々な役割を経験し、他の人のやり方も見ながらスキルを磨いていきましょう!