リス太のビジネスマナー講座 ~就職活動のコツ~

前回までの内容はコチラ!

前回は発達障害の人たちの就職をサポートする施設を紹介したけど、ほかにも聞いておきたいことはあるかな?
うん、たくさんあるよ! 面接のときのコツとか。特性なのか、面接がとってもニガテだったりする。。。
そうだね! じゃあ今日は就職活動のコツをお話するね!

 

気を付けること

まず気を付けることだけど、採用の基準は、一般就労とあまり変わりはないよ。
前回までで、男女差はないこと、仕事も限られた内容のみじゃないことは教えてもらったね!
そうそう。マジメに前向きに、協調性を意識していこう。
努力は忘れちゃいけないね!
そうだね! ただし、一般就労より気をつけなきゃいけないところとしては、1)日程・時間通りに通勤できること、2)報告・連絡・相談を意識すること、3)障害特性をきちんと理解していて対応策を相談できること、4)身なりがきちんとしていること、だね!
どれも大切なことだよね。でもニガテな人もいると思う。。。
そうだね。時間の管理が苦手だというばあいでも、就職後を見すえて、日程・時間通りに通勤できるよう対策をしていこう。
うん! 遅刻が多いと困っちゃうもんね。
そうだね! 時間の管理、障害特性など、どれでも一緒。苦手なことも頑張って克服できるように努力している、という姿勢が大切!

求められている人物像

あと、自分以外にもたくさんの人が応募しているから、面接対策は、企業ごとにしっかりしないといけないね。
たとえばどんな感じ?
企業によって、社風とか求めている人物像っていうのは違うんだ。明るくて活気がある会社には、明るい人が採用されやすいよ。
なるほど。よく聞く「企業分析」っていうことだね。
そうそう。面接のときに重点的にみるポイント、求める能力、見ている水準も、企業ごとにちがうんだ。
なるほど。ということは応募する職種ごとに違いそうだね! 応募先の企業をよく調べないといけないね。
そうだね。面接官は、会社とその人との相性、一緒に働いていけそうか、というところを見ているよ。社風をよく理解して、面接での話し方、返答内容を考えて、よりいい印象を与えられたらいいね!

面接が不得意!

障害特性で、コミュニケーションが苦手な場合って多いと思うんだけど。。。
コミュニケーションが苦手な人は多いね。でも安心して! 採用時の面接に関しては、トークスキルが秀でているとか、プレゼンテーション能力が高いとか、そういったことが求められているわけではないんだ。
そうなの!? とはいっても、緊張したり、うまく話せなかったり、ってことが多いと思うんだ。。。
緊張していても、面接官の質問を正しく理解して、適切に返答できることが大事。よくありがちなのが、質問の意味が分からないまま的外れなことを返答してしまう、長く話しすぎてしまう、などがあるよ。
質問の意味がよくわからないときは、面接官に聞き直したほうがいいんだよね。
そうだね! 長くなりがちというのが予測されるんだったら、要点をまとめて話す練習しておくことが大事!
なるほど! 就職のサポートをしてくれるところに願いしてみるのがいいかな?
それがいいね! 面接・面談では、志望動機、職歴といった典型的な質問から、休日の過ごし方や趣味など、いろいろなことを聞かれるよ。いろんなパターンを練習していこう!

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