新聞読解「迫る5G、動画広告磨く」
以下、記事の要約です。
2020年の商用化を控える次世代通信規格「5G」がネット広告に変革を迫っている。
スマートフォンを主戦場とするツイッターなどのSNSではすでに動画広告が主流。
大量のデータをやりとりできる5Gの普及を見据え、ターゲティング広告などとの融合も進む。
スタートアップも台頭し、コンテツ制作や配信の腕を競う。
「加入月は無料。いますぐ登録を。」通勤電車で前日のサッカーの結果をチェックしていると、スマホ画面の端で試合のダイジェスト映像を使ったスポーツ専門チャンネルの広告が流れ始める。
動画広告配信のCMerTVは利用者がスマホでどんなサイトを見ているかをリアルタイムで分析し、最適な動画広告を配信する取り組みを進める。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 動画広告やバナー広告は鬱陶しく感じる
- 20世紀は映像の世紀と言うが、21世紀は動画を持ち運べる時代であると感じた。
- 自分もYoutubeで動画を見たりするが、そこで目にする動画広告について改めて考えるきっかけとなった。
- 動画広告は目に優しくないので静止広告のほうがありがたい。
安心してアクセス出来る環境づくりが必要ですね!
認知行動療法講座
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
前回、自動思考に含まれる認知の歪みを見つける練習をしました。
年末年始を挟んで間も空いてしまったので、今日はまた別の例題で練習の続きです!
認知の歪みを見つける練習
出来事:会社で大きなプレゼンの担当に選ばれ、リハーサルをした。周りからはうまくまとめられたのではないか?と言われたが、自分にはまったく自信がない。
自動思考①:プレゼンは成功させなければいけないのに、全然うまくいかなかった。まとめられていることなど、プレゼンをする以上当たり前のことだ。
さて、ここに含まれる認知の歪みとしてはどんなものが挙げられるでしょうか?
ここでは3つの認知の歪みに当てはまると考えられます。
まず1つ目は、「心のフィルター」です。
まったく自信がない、ということですが、周囲の人間からはそのような声は上がっていません。
上手くいかなかった部分もあるかもしれませんが、一方で上手くいった部分もあるはずなのに、目が行っていないようです。
次に、「マイナス化思考」を挙げることができます。
「うまくまとめられている」のは、間違いなくうまくいっていることであるはずです。
ところが、それを「そんなことは当たり前のことだ」というように、成功と捉えないようにしてしまっているのです。
3つ目は、「べき思考」を挙げることができます。
プレゼンは成功させなければいけない、という考え方は、プレゼンは成功させるべきである、という考え方と同じと言えます。
自動思考②:自信がなく、不安でいっぱいなので、このままやったら本番のプレゼンもうまくいかないだろう。部署全体が批判を受けて、自分の肩身が狭くなるに違いない。
この自動思考にも、いくつかの認知の歪みがあるようです。
まず、「結論の飛躍」の1つ、「先読みの誤り」です。
プレゼンに失敗し、部署が批判を受けて、肩身が狭くなる・・・と決めつけてしまっていますが、これはすべて想像でしかありません。
次に、「情緒的な理由付け」が考えられます。
不安でいっぱいなことをプレゼンが上手くいかない理由付けにしていますが、本当はプレゼンがうまくいかないのではないか、と考えることで不安になっているのだと考えられます。
自分の感情から、これから起こることを判断してしまっている状態です。
「自己関連付け」についても、含まれている可能性があります。
もちろん、発表を任されている以上自分に関わりのあることであるのは間違いありません。
しかし、周囲の人間と共に準備してきたプレゼンが失敗したとして、そのすべての責任が自分にあるかといえば、そうではないはずです。
もしも、自分だけが悪いのだ、と捉えてしまっていたら、それは認知が歪んでしまっているかもしれません。
心理学講座『ボディスキャニング』
”マインドフルネス”という言葉を聞いたことがありますか?
「今この瞬間の自分の状態を、評価はせずただ観る」「瞑想する」ということです。
正誤の評価をしてしまうのではなく、どういう状態かだけを分析・検討します。
今回はボディスキャニングを活用して、どこが疲れているのか、何が体調不良の原因なのか、分析してみましょう!
ボディスキャニングのやり方
まず、椅子に深く腰掛け、目を瞑り、手は力を抜いてぶら下げます。
この状態で大きく息を呼吸してみましょう。肺がふくらんだりしぼんだりするのは感じられるでしょうか。
次に同じ要領で、頭から、首、肩、背中、腹部、腰、太もも、脛などに意識を集中させてみましょう。
疲れている、痛みがある箇所は見つけられましたか? これがボディスキャニングです。
スキャンできたら、痛みや疲れのような違和感のある部分に意識を集中させ、その箇所と対話をしてみましょう!
「目が疲れてていて、パソコンのやりすぎ・目薬を、目が望んでいるようだ」
「左肩がこっている。カバンを左肩だけで持つからかもしれない」
体の訴えに気づいて、違和感の解決方法を探していきましょう!
ボディスキャニングでストレスを軽減
最後に、そこに石を重ねていくイメージをしてみます。限界まで石を積んだら、一気に石を落とす様子をイメージしてみましょう。
疲れが軽くなる、すっきり、楽になった、と感じられると思います。
また、横隔膜を意識した呼吸法で、緊張しがちな背面・背中の疲れをほぐしてあげることも効果的です。
疲れがたまってきたら、ボディスキャニングを活用して、疲労感の軽減・ストレスの解消をしてみましょう!