新聞読解「調剤薬局6万店 淘汰の波 患者との信頼構築カギ」
以下、記事の要約です。
全国に約6万店ある調剤薬局。
院内処方による「薬漬け」の解消を狙い、1974年に始まった医薬分業から増殖が続いている。
だが、医療費は膨張の一途。
厚生労働省は無駄な診療や処方の削減を目指し、地域住民の健康を見守る「かかりつけ薬局」への進化を促す。
これまでは好立地に出店すれば大きな利益が見込めたが、改革についていけない薬局は淘汰される時代に入った。
千葉県出身の石川さんは今、フィリピンのセブ島に移住し日本や米ハワイなど世界中を気ままに行き来する日々を送っている。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 薬局とコンビニが同じ背景とは思わなかった。
- かかりつけで医療費削減になるのか疑問に思う。
- 薬剤師の人手不足にまたつながると思った。
- ドラッグストアでのポイントはありがたい。
薬の取り扱いには安心、安全を重要視してほしい!
就活SST
『に』で始まる家にないと困るものは?
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今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「入浴設備」「二輪車」「臭い消し」「乳製品」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
Bグループ「人間関係」
Cグループ「逃げ道」
Bグループの回答は人間関係となりました。家族との関係や、一人暮らしであっても連絡を取り合う友人の存在など、確かに大事なものですね。
Cグループの回答は「逃げ道」! もしもの時のために、脱出経路は用意しておきたいところですね・・・!
上手に断る
前回まで、上手な頼み方について考えましたが、今回は断り方に目を向けてみます。
あなたは、人に頼みごとをされたり、何かに誘われたりしたものの、予定がある・・・というようなとき、どのようにしていますか?
もしも、「No」という結論だけを伝えてしまったり、逃げるように去ってしまったりしたら、相手には「冷たい」と思われ、その後の関係にひびが入ってしまうかもしれません。
だからと言って、曖昧な返事をしてしまっては、相手に「YES」だったのか「No」だったのか伝わらず、誤解が生じるかもしれません。
はたまた、断ることができず引き受けてしまっては、他の予定に支障が出てしまいます。
断り方を比べてみる
このような例で考えてみましょう。
あなたは今日、定時で帰り、上京してくる伯父さんを迎えに行く約束をしています。
しかし、急に上司から残業をして欲しいと頼まれてしまいました。
こんなときの断り方として、以下の中で最も良いのはどの方法でしょうか。
①「イヤです」
②「ちょっと無理です。伯父を迎えに行くので」
③「いやあ、急に言われても困ります。いやぁ・・・」
④「申し訳ないのですが、今日はあまり気乗りがしなくて・・・」
⑤「申し訳ないのですが、伯父を迎えに行かなくてはならなくて・・・伯父はこのあたりに不慣れなもので・・・(本当は不慣れではない)」
⑥「大変申し訳ありません。お手伝いしたいのですが、所用がありまして・・・。明日ならできると思います。」
⑦「いや~、今日ですかぁ。今日はちょっとぉ~・・・」
「イヤです」
これは流石に正直すぎますね。
はっきりと断りすぎてしまっているのも問題なのですが、「イヤ」であること。つまりは自分の感情を断る理由にしてしまっていることが、相手に悪印象を与えてしまう大きな原因となりそうです。
「ちょっと無理です。伯父を迎えに行くので」
「伯父を迎えに行く」という理由を伝えているのは良いのですが、「ちょっと無理です」という言い方はあまりふさわしいとは言えなさそうですね。
「いやあ、急に言われても困ります。いやぁ・・・」
これは、曖昧な返事を返してしまっている例ですね。
「困る」からどうなのか、できるのかできないのかをはっきりと伝えるようにしましょう。
「申し訳ないのですが、今日はあまり気乗りがしなくて・・・」
言い方は丁寧ですが、最初の回答と同じく、自分の感情を断る理由にしてしまっています。
「申し訳ないのですが、伯父を迎えに行かなくてはならなくて・・・伯父はこのあたりに不慣れなもので・・・(本当は不慣れではない)」
理由に嘘を交えている例です。
「嘘も方便」という言葉がある通り、嘘をつくことが必ずしも悪いことであるとは限りません。
必要に応じて嘘をつくことは、時には有効な手段となります。
ただし、嘘であるとバレてしまえば、当然相手の信用を失ってしまうので、明らかな嘘や、すぐにバレる可能性がある言い方はやめた方が賢明です。
「大変申し訳ありません。お手伝いしたいのですが、所用がありまして・・・。明日ならできると思います。」
謝罪から入り、自分の気持ちを伝えた上で理由を伝え、代案を伝える・・・この中では、最も良い断り方かと思います。
「いや~、今日ですかぁ。今日はちょっとぉ~・・・」
曖昧で、YESかNOかも伝えていないので、あまりいい表現とは言えません。
しかし、実際の場面では、断りたい時にこのような言い方になってしまっている人も多いのではないでしょうか。
表現の違い、伝える内容の違いで、同じ断るという行動でも与える印象は大きく変わります。
相手に悪印象を与えることがないよう、考えて言葉を選ぶ必要があります。