今日は外部講師をお招きして、就活対策講座拡張版、模擬面接を実施しました!!
いつもとは違う雰囲気の中、みなさん緊張しつつも前回の反省点をふまえて模擬面接に挑んでいました。
面接ガイダンス:「質問に正しく答える」
「質問に正しく答える」ということ、普段から意識していますか?
面接のときは、家族でも友達でもスタッフでもない、全く知らない赤の他人に、自分について話すことになります。
このため、以下に挙げる5つの点を意識して話す訓練をしていきます。
わかりやすく話す
相手が聞き取りやすいように話しましょう。
自分ではゆっくりすぎるな、と思うくらいが、相手にとってはちょうどよく感じます。
また、口をできるだけ大きく開け、はきはきと話しましょう。
丁寧に話す
語尾の「です」「ます」も、気を抜かずに発音しましょう。
「今日はいい天気です」と話すときでも、最後の「です」が尻すぼみだと自信がなさそうに聞こえますよね。
最後まで息を抜かないように、言葉を丁寧に発音しましょう。
言葉を省略せず話す
たとえば「毎日伝票を入力しています」という文章。
自分では、週にどのくらいの日数で、どのような伝票を、日にどの程度の量を、どのようなソフトに入力しているのか、わかっていますよね。
しかし面接ではこれでは相手に伝わりません。
「週に5日、仕入伝票を、1日に50枚ほど、多いときは100枚ほど、エクセルを使用して入力しています」と伝えないと、せっかく努力してきたこともアピールできません。
面接の前に、文章をしっかり準備しておきましょう。
声の大きさ、スピード、トーンを意識して話す
自分ではしっかり話しているつもりでも、相手に伝わらないと、どんなにいい中身でも意味がありませんね。
相手に聞こえる声で、聞き取りやすい速度で、明るく話すよう、ボイスレコーダーなどを活用して練習していきましょう。
難しい言葉を使わずに話す
中学生・高校生でもわかるような、誰にでも伝わる、やさしい言葉を使うよう心がけましょう。
たとえば「前職では、インサイドセールスを担当していました」。
”インサイド”も、”セールス”もわかりますが、”インサイドセールス”となると、誰にでも伝わる言葉ではありません。
「インサイドセールス」は「内勤営業」のことですが、このように、わかる人にしかわからない言葉は、極力言い換えた表現で、面接準備をしましょう。
質問と答え
業界・業種・職種
「どのような業界を希望されていますか?」との質問に「パソコンが得意なので事務職を志望しています」と答えるのは、きちんと返答できているといえませんね。
業界・業種・職種の区別をしっかり理解していないと、業界を問われているのに業種を答えてしまう、などの失敗につながります。
面接でよくある質問については、しっかり内容を理解し、説明できるように備えましょう。
自信をもって面接に挑むために
面接官は「前の仕事を辞めてから、今まで何をしていたのか」を質問します。
その際「就労移行に通っていました」だけでは、何をしていたかについてきちんと答えたことになりません。
・希望する仕事に就けるように努力していたこと
・週5日通所できていること
・午前中から通所できていること
・遅れることなく時間通り通所できていること
・それらを長期間安定して継続してきたということ
これらを盛り込むと、「一緒に仕事をしていけそうな人だ」「頑張れる人だ」と面接官に対して好印象です。
たとえば、10時から業務開始の会社の場合、10時にオフィスに到着したのでは業務開始に間に合いません。
15分前、最低でも5分前には到着し、業務開始の支度をはじめましょう。
「就職したらできるようになる」と思うかもしれませんが、実は就労移行でそれらがきちんとできている、ということは面接で自信をもってアピールできます。
焦って求人に応募する、エージェントに登録する、などをしてしまうと、自信をもって面接でアピールするための準備期間が短くなってしまいます。
面接を突破して、希望する仕事に就けるように、普段から時間や報連相などのビジネスマナーを意識していきましょう。