食べちゃダメ、食べたくない。。。「拒食症」について

「食べちゃいけない」から「食べられない」へ。拒食症について

拒食症とは、神経性食欲不振症とも言われていて、脳が食べることを拒否して、ほとんど食べなくなる、という病だよ。
極端な小食になったり、食事をしても吐いてしまう、などの症状もあるんだよね。
そうだね。ストレスやダイエットが原因となっていることが多くて、「自分は太っている」と思い込んでいることもとても多いんだ。

少し食べただけでも吐き気

体重が減っても「太っている」「痩せなくては」という思いが脳を支配して、少し食べただけでも吐き気を催してしまうことも多いんだ。
食べたら太ってしまう、という強迫観念だね。。。
そう。絶食、無理な食事制限などで、体が食べ物を受け付けなくなってしまうよ。

極端な体重減少

過度な減量をしたり、平均体重を下回ったりすると、下記のような症状が出てきてしまうよ。

 

・社会的孤立
・抑うつ・孤立
・強迫症状
・完璧主義・頑固
・性的関心の低下
・隠れ食い・盗み食い
・万引き・その場限りの異性交遊

脳や体に栄養が回っていない、ということだね。。。
そうなんだ。ストレス、太ることへの恐怖で、反社会的な行動をとってしまうこともあるよ。

合併症

吐き出すと虫歯に!?

食事をとってしまった、と食べたものを嘔吐することがあるよ。

 

・無理に吐こうとすると、手の甲に「吐きだこ」ができる
・耳下腺や顎下腺が腫れる
・胃酸の逆流で歯を溶かすため虫歯になる

低体温・低血圧

栄養不足で、35度以下の低体温・低血圧になってしまうよ。
女性の場合は生理不順や無月経になってしまうよね。

脳にも悪影響が

ダイエットによる強い栄養失調で、脳も機能低下を起こすよ。
脳の栄養は糖だもんね。
そう。頭の回転が悪くなってぼんやりしたり、感情が出にくくなったりするんだ。

「痩せたい」「太りたくない」もほどほどに!

太りたくない、痩せたい、という気持ちもわかるけど、過度なダイエットは禁物だね。
栄養不足は、脳にも体にも悪影響、ということだね。
そう。もし「痩せなくちゃ」「自分は太っている」と思っても、適正体重から大幅にずれたダイエットはやめようね!

 

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