就活SST「人に伝える」

新聞読解「『しくじり先生』の大逆転」

以下、記事の要約です。

リクルートホールディングスの足元を支えているのは海外事業だ。
M&A(合併・買収)を繰り返し、2012年3月期に300億円弱にすぎなかった売上高は1兆円を超え全体の売り上げに占める比率が半分近くに達した。
急成長の影には失敗を教訓にした「しくじり先生」がいた。リクルートの海外急成長の立役者が、12年に約1000億円で買収したインディードだ。
海外での成功体験を持たないリクルートにとっては、無謀な挑戦に見えた。
この買収案件を、言い出しっぺの出木場久征氏と二人三脚で通したのが海外担当役員だった池内省五氏だ。
池内氏は若手社員に、リクルートの事件や海外展開をする際の自分の失敗談・体験談を、あえてするようにしている。それは失敗から学んできた遺伝子を、継承する作業でもある。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 失敗しない人間はいないので、そこからどう学ぶかが大切だと思う。
  • 何かが起こった時の対応力を上げる必要を感じた。
  • 自己分析の大切さを実感した。
  • 分析がしっかりしないと同じことを繰り返すということも言えると思う。

失敗を分析して、今後同じような失敗を繰り返さない。自己分析の大切さがわかる記事でしたね!

就活SST

『さ』『ざ』で始まる日本人が好きなものは?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「サッカー」「ざるそば」「さくらんぼ」「最新家電」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Bグループ「桜」
Cグループ「刺身」

Bグループは「桜」!まさに、日本を象徴する花ですね!
Cグループは「刺身」!これまた、日本を代表する食文化となりました!

人に伝える

今日からSSTでは、「人に伝える」というテーマで考えていきたいと思います。

人に何かを伝えるというのは、意外と難しいものです。

言い方によっては相手に上手く伝わらなかったり、誤解されてしまったりする場合もあります。

特に、言いにくいからといって遠回しに伝えてしまったり、自分でも何を言っているのかわからなくなってしまったりしたようなときには、相手にも伝わらなくなってしまいます。

相手に伝わるようにするためには、言葉にする前に、「何を分かってほしいのか」を明確にする必要があります。

例えば、ノー残業デーにも夜遅くまで働いている部下に対して、定時退社するように促したいとします。

その時に、以下のように言ったら、しっかりと意図は伝わるでしょうか。

「毎日かなり仕事を抱えているみたいで大変そうね。残業も多いようだし、ワークライフバランスも考えなければいけないと思って。もしよかったら相談してね」

直接して欲しいことを言わず、遠回しに定時で帰るように伝えている表現なのですが、「私は体力にも自信があるので大丈夫です!」といった答えが返ってくるかもしれません。

その原因は、「定時退社して欲しい」という、本当に伝えたいことのニュアンスが弱くなってしまっていることにあります。

こちらからの要求は伝え辛いものですが、この言い方では、「大変そうね」という心配の言葉や、「相談して」という言葉が中心となっているために、「心配はいらない」という回答になるのです。

「ノー残業デーには定時で退社して欲しい」という要求が、しっかり伝わるような話し方を心がければ、伝えたいことが誤解なく伝わるのではないかと思います。

 

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