心理学のテクニックで「引きずってしまう」「何気ない一言に傷つく」を克服

ストレスは、過去の体験を引きずっている

  • 何気ない一言で傷つきやすい
  • ちょっとした一言が気になってしまう
  • 小さなことでも引きずってしまう

友達から言われた何気ない一言、引きずっちゃうことってあるよね。。。
こういった経験がある人は、少なくないんじゃないかな。
今日は、そうなってしまう理由と、引きずってしまっていた場合の対処方法を紹介するよ!

何気ない一言を引きずる。。。どうしたらいい?

心理学の中では、「現在意識」と、「過去意識」とのふたつに分けて考えることがあるよ。

現在意識って?

文字通り、現在の意識。視覚、聴覚、触覚、嗅覚・味覚の5感で現在を感じている状態だよ。

過去意識って?

こちらは、過去の体験を思い出している状態。
暑かった、苦しかった、美味しかった、といった過去の5感での体験を思い出している状態だよ。
ふむふむ。
この過去の体験を思い出している状態から、現在意識に引き戻す、ということが、引きずっているストレスから抜け出すためのポイントになるんだ。

じゃぁ過去意識を克服するには?

じゃあ、過去意識に捕らわれてしまっている状態を克服するためには、どうしたらいいの?
現在意識に引き戻すためのテクニックとして、「カリブレーション」というものがあるよ。
カリブレーション?
現在の相手の状態をしっかり観察する、ということだよ。過去を再体験している状態でも、現在の他人をよく見る・体感することで、現在意識に引き戻すことができるんだ。
現在の視覚、嗅覚をしっかり使う、ってことか。
とはいえ、ただ他人を観察するだけ、というわけではないよ。ちょっとしたコツがいるんだ。

カリブレーションのトレーニング

顔、呼吸をよく観察する
まずは、他人の唇の動き、色の変化をよく見るようにしよう。
これはどうして?
実は口って、人が無意識的に動かしていることがあるんだ。
たしかに。。。
困ったときに唇をかんだり。。。あるよね。
ほかにも、顔の色もチェックしてみよう。
色の変化はもちろんだけど、ホクロ、目の下、など、顔の色って実は一色ではないんだ。
たしかに!
頬と顎では色が少し違うもんね。
そう。
次は、まばたきの回数が増えたり、唇をかんだり。顔の微妙な動きに注目してみよう。
心理的な変化が、顔にも少し出るかも、ってことだね。

観察力を養って、引きずりがちな性格から抜け出す

引きずりやすい性格と観察力、一見全く関係ないように見えるよね。
うん。
過去の体験を思い出しやすいから、引きずってしまうんだ。
だから他人をよくよく観察できる、という能力を養うことで、現在意識にとどまることができるようになるよ。
気にしやすい性格、って思ったら、現在意識に戻る練習、観察力のトレーニングをしてみてもいいかもね!

 

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