「文句を言いたい相手がいる」「イライラして仕方ない」他人へのイライラを解決する心理学
目次
第三者視点で観て、ストレスを克服
- 「イヤな人がいる」
- 「文句を言いたい相手がいる」
- 「何を考えてるかわからない」
こっちはイライラしちゃうのに。。。って思っちゃうことってやっぱり誰にでもあるんだね。
今日は他人に感じるイライラ・不満を解消するテクニックを紹介するよ!
イライラする相手がいる。。。どうしたらいい?
方法を見てみよう!
1. 3つのスポットを用意
できればイスを2客、もしくはテーブル等を挟んで二つのポジションを設置します。
さらに、それら二つのポジションを客観的に見れるもう一つのポジションを用意します。
ひとつめのポジションは自分の視点、「一人称」の視点です。
ふたつめのポジションは、文句を言いたい「相手」の視点です。
みっつめの客観的なポジションは、「一人称」と「相手」を客観的に見るポジションです。
2. まずは一人称の視点へ
自分の視点のポジションに座り、対面に相手をイメージします。
ずっと抱えていた言いたいことを、相手に伝えている自分をイメージしてください。
言いたかったことを、実際に声に出してみます。
3. 客観的に見てみる
言いたかったことを伝え終えたら、軽く体を動かして椅子から立ち上がります。
肩を回す、軽く跳ねる、屈伸するなど簡単な動作で大丈夫です。
一人称の視点でのイライラは、一人称の位置へ置いてくる、というイメージです。
そして「客観的に見るポジション」へ移動します。
一人称の自分、相手をそれぞれのポジションにイメージし、名前を呼びかけてみます。
ここで、この二人の関係や、どうしてトラブルになっているのか、お互いどう考えているのか、というのをイメージしてみます。
4. 「相手」の視点を体験してみる
続いて、「相手」の視点へ移ります。
ここでも体を軽く動かしましょう。
自分がイライラの相手であるとイメージします。相手に入り込むようなイメージです。
その状態で、一人称の自分が言っていたことを相手視点で受け止めてみます。
どのように感じるでしょうか。
また、さらに「相手」視点で、一人称の自分に声をかけたり、思っていることを伝えてみます。
相手の動きや言葉遣いを真似してみるのが効果的です。
5. 再び客観的視点へ
相手視点を体験できたと感じたら、ふたたび体を動かし、客観的なポジションへ移動してみます。
自分の視点と相手の視点のやりとりを客観的に見てみてください。
6. 一人称の視点へ戻ってみる
ふたたび自分視点のポジションへ移動してみます。
「相手」の視点への言葉をもう一度投げかけてみます。
変化はあったでしょうか。
アンカーリングの応用
自分の視点だけじゃなく、イライラする相手の思いを考えてみる、ってことかな。
これは脳のしくみを利用した「ポジションチェンジ」という方法で、相手の立場を考えてみる、というところがポイントだよ。
同じ状況でも、相手と行動が違ったとき。。。
たとえば厳しい上司だと思っていても、実は期待されているからだった、と気づくことができたり。
客観的なポジションに立つのも必要なことなんだね。
実は自分が思っているほどイライラする必要はなかった、ってことがわかる場合も多いよ!
もしイライラする、文句を言いたい、という相手がいたらトライしてみてね!