就活SST「コントロールできる行動、できない行動」

新聞読解「世界の課題 書籍で深堀り」

以下、記事の要約です。

池上彰氏の大岡山通信より。世界情勢について講義をしている内容について、深堀をするために書籍を読むことの重要性について。
『国際情勢に視野を広げるにはニュースを追いながら、報道だけではわからない専門家による取材や分析などに触れるとよいでしょう。
テーマが広いので興味あるテーマで構いません。基本的な歴史を知っておけば、将来、旅行や仕事で海外を訪れる際に大きな助けになってくれるはずです。』

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 宗教観の違いの苦しみについて理解することは難しいが、理解しようとすることが大事。
  • 情報源を一つに絞らずにすることが大事だと思った。
  • ネットが普及する世の中だからこそ、本で得られる知識も大切になってくる。
  • 歴史について勉強をする必要があるなと感じた。

ネットで情報を仕入れることは容易になりましたが、一つのテーマを多角的に考える視点は書籍などで養っていくものですね。

就活SST

『た』『だ』で始まる好きな場所は?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「高田馬場」「台湾」「ダンジョン」「大自然」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Bグループ「ダイソー」
Cグループ「暖炉のある部屋」

Bグループはダイソーでした。生活するうえで何かと必要になるものが安く手に入って、今はもうなくてはならないという人もいるのではないでしょうか。
Cグループは暖炉のある部屋です。暖炉がある家も減ってきてしまったかと思いますが、そうした部屋でゆっくりと過ごすのも憧れますね。

前回の復習

前回のプログラムでは、「上質世界」にをコントロールする方法について考えました。

上質世界は直接コントロールすることができるものではなく、上質世界に含まれていないものを新たに加えることも、含まれているものを取り外すこともそのままはできません。

しかし、間接的にであればコントロールすることができます。

上質世界とは、そこに含まれるものを手に入れる、経験することで欲求が満たされ、快適感情を得ることができるものです。

初めてのことを体験したときに、それが欲求が満たされることに繋がると感じれば、自然と上質世界に含まれていきます。

そこで、上質世界に含まれていないことであったとしても、欲求が満たされる場面に意識して注目することで、上質世界に含めることができるのです。

コントロールできる行動、できない行動

以前、他者をコントロールすることはできず、行動を選択できるのは常に自分自身だけであると話しました。

それでは、自分のことであれば、すべて自在にコントロールできるのでしょうか?

実は、人の行動には、直接コントロールできる行動と、間接的にしかコントロールできない行動があります。

直接コントロールできるのは、身体を動かす「行為」と頭の中で考える「思考」の2つです。

その一方で、嬉しい、悲しいといった「感情」や、心臓を動かす、汗を流すといった「身体反応」は直接コントロールすることができません。

一例として、もしも、「今から悲しんでください」と言われたらどうするでしょうか?

悲しい出来事を思い出すなど、「思考」のコントロールによって、間接的に変えようとするのではないかと思います。

同じく、「今すぐ汗を流してください」と言われたとしたら、周囲を走り回るなど、「行為」のコントロールによって達成することができます。

このように、直接のコントロールか、間接的なコントロールかという違いはありますが、自分自身の起こす行動は、コントロールすることができるのです。

 

restart_banner