就活SST「メリット・デメリット分析」
目次
新聞読解「eスポーツ協賛 トヨタも銀行も」
以下、記事の要約です。
対戦型ゲームをスポーツとして楽しむ「eスポーツ」が急拡大している。
2019年の世界市場は1000億円を超える見通しで、海外では数十億円の賞金を奪い合う大会が相次いでいる。プロゴルフを上回る賞金が動く背景にあるのは、スポンサー企業の急増だ。
熱狂する若者を取り込もうと、トヨタ自動車やサントリーホールディングスなど消費財メーカーに限らず、メガバンクなども相次ぎイベントを支援する。ただし、世界の中で日本の取り組みは出遅れ気味だ。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- eスポーツ選手のセカンドキャリアについて気になった。
- ゲームとは関係ない銀行などもスポンサーになっていて凄い。
- 色々な企業がスポンサーとなって大規模になっていて驚いた。
- eスポーツの魅力は簡単に気分転換できることだと思う。
賞金総額数十億円とは、夢がありますね!
ゲームの危険性を論じられがちな日本ですが、eスポーツが健全に発展していけるよう様々な環境を整備していく必要があります。
就活SST
『と』『ど』で始まる家にないと困るものは?
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「ドアノブ」「時計」「戸棚」「隣近所」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
Bグループ「ドア」
Cグループ「トイレ」
Bグループはドア。確かに、ドアのない家はプライベートも保てず大変そうです。
Cグループはトイレでした。家の中にトイレがないというのも非常に不便ですね!
前回の復習
前回のプログラムでは、コントロールできるものとできないものについての話をしました。
選択理論においては、行動を選ぶのは常に自分自身である、すなわち、コントロールできるのは自分だけであると考えます。
直接コントロールができる「行為」「思考」と違い、「感情」と「身体反応」は直接のコントロールはできませんが、間接的にであればコントロールすることができます。
逆に言えば、「落ち込み」「不安」「怒り」といったマイナス感情も、選んでいるのは自分であり、また変えることができるのも自分だけであると考えられるのです。
マイナス感情を持ち続けるのかを選ぶ
マイナス感情も自分で選んでいるとは言いましたが、これはマイナス感情を浮かべるのが悪いということではありません。
悲しくなるのも、怒りが浮かぶのも人間として自然な感情ですし、それ自体を抑えなければいけないというわけではないのです。
しかし、それらの感情が一度浮かんだあと、それを持ち続けるかどうかの選択をすることはできます。
人が行動を選択するとき、その人にとって最も良いと考えられるものを選びます。
しかし、本人が最善だと思っている行動がはたから見れば違うということもあるでしょうし、本人にとっても他の行動を選んだ方が結果的に良かった、ということもあるのです。
マイナスの感情を選ぶのも、それが最も良いと考えた結果です。
それを持ち続けた方が良いのか、そうでないのかを考えるためには、「メリット・デメリット分析」が役立ちます。
メリット・デメリット分析
メリット・デメリット分析は、行為、思考、感情などについて、自分の選択が自分にとって良いものなのか、悪いものなのかを考えるためのものです。
例えば、仕事でミスをして上司に怒られ、落ち込んでしまったとします。
そんなとき、落ち込んだままでいることでどのようなメリットがあるか、デメリットはどのようなものがあるのかを考えます。
そして、メリットとデメリットを比べてみて、デメリットのほうが大きいと感じたのであれば、気持ちを切り替える方法を考えていきましょう。