認知行動療法講座「自分自身のコラム」/ 就活対策 実践編「PREP法/電話対応~取り次ぎ~」
新聞読解「増税後の家計は」
以下、記事の要約です。
消費税率が10%に上がる10月1日まであと1週間。
食料品など一部品目の税率を8%に据え置く軽減税率、キャッシュレス決済を対象とするポイント還元といった新制度で家計はどんな影響を受けるのだろうか。
10月以降の変化をまとめた。税負担については、8%と10%に分かれる。その基準は二つあり、「飲食料品に該当するか」「販売サービスとどちらが主体か」である。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- ここまで複雑化するとコスパの計算が難しい。
- 環境問題を考えたときにどうなるのかというモノサシも必要では。
- 一律にすればいいのになと感じた。
- 食事スペースの減少は残念だなと感じた。
増税は複雑化して、混乱してしまう事業所も多そうですね。制度が変わることはもう決まったことなので、自分なりに工夫できるところを探していきましょう!
認知行動療法講座
就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。
前回から引き続き、自分のことについてのコラムを作成していきます。
自分のコラム
今日の認知行動療法講座は、前回の続きとなるコラムの作成、あるいは新たに新しいコラムの作成となりました。
自分自身のことについてコラムを作っていく上で重要なのが、何が「事実」で何が「事実ではない」かを切り分けて考えるということです。
例えば、第4のコラム(根拠)に、「〇〇さんからクレームを受けた」と記入したとします。
果たして、これは「事実」と言えるのでしょうか?
実は、クレームだと判断することには、認知の歪みの一つ、「心の読みすぎ」が含まれている場合があります。
すなわち、相手が改善を望んで言ってきた言葉を「悪意を持った要求」であるというように、悪く受け取ってしまっている場合があるのです。
そのため、「〇〇さんに『△△をするのはやめてください』と言われた」といったように、具体的に書き出すことで、客観的に考えやすくなります。
他にも、「悪口を言われた」「嫌がらせをされた」といったように感じられたことも、具体的に言われたこと、されたことを書き出すことで、相手に悪意がある、攻撃の意図があると「決めつけていた」ことに気づくことがあるかもしれません。
自動思考の内容は、良くも悪くもすべて自身の解釈であり、思い込みです。
確実に事実と言えることは何か、自分が判断しているだけの部分はどこか。しっかりと判断していきましょう。
就活対策 実践編「PREP法/電話対応~取り次ぎ~」
リスタートの就活対策講座は、ビジネスマナーについてただ講義を聞く形式ではなく、実践をすることで訓練をしています!
今日のテーマは、「PREP法/電話対応~取り次ぎ~」についてです。
PREP法
最近のリスタートでは、PREP法というプレゼンテーション(発表)の形式を使って、他人に自分のことを説明する練習をしています。
主張の後に、理由、実例を交えて最後に主張を再度伝えて締めくくるという方法です。
皆さん、練習の成果が出てきて、形はできてきています。
相手に納得感が出るように、理由を説明する時は「理由として」、例を出すときは「実際に」「例として」など何を説明しているかを話すようにするのがポイントです。
自分の主張を説明する力を伸ばして、コミュニケーション能力の向上を目指していきましょう!
電話対応~取り次ぎ~
後半は、以前から行っている電話対応の取り次ぎの続きを行いました。
皆さん、対応の仕方が自然になってきました!
自社の人間には敬称を使わず、他社の方には敬称をつけるなどの細かな点にも気を配れるようになってくるとレベルアップを実感できますね。
担当が不在時に、しっかりと取り次ぐことやメモを残せるように、意識して相手が言っていることを聞いていきましょう。
また、基本的なことになりますが、語尾が小さくなってしまう方も何名かいらっしゃったので、意識的に大きい声で話すようにしましょう。
電話対応は、対応次第で会社の印象が変わってくる大事な仕事なので練習して自信をつけていきましょう。