就活SST「人をほめる」/ストレッチ講座
ストレッチ講座
リスタートでは、水曜の午前中にストレッチ講座を行っています。
公園までウォーキングをして、簡単なストレッチをして身体を伸ばします。ストレッチには不眠や頭痛・腰痛などの軽減に効果があります。
週の真ん中(水曜)に1度、プログラムでストレッチを定期的行うことにより心身の安定を図ることが目的です。
公園にてストレッチ
公園に着いたところで、ストレッチを行います。
腹式呼吸から始め、身体や腕・背中・脇腹・首・肩などを伸ばすストレッチをしました。
ストレッチには身体をリラックスさせる効果があり、自律神経を安定させるので、頭痛や腰痛・不眠を軽減させてくれるのです。
いつものストレッチ10種類に加え、今回は3種類新しいストレッチを行っています。
①頭痛に効く親指ストレッチ
②腰痛に効くわき腹伸ばし
③プチうつに聞く背伸びストレッチ
①頭痛に効く親指ストレッチ
やり方
・重心側の手の親指を手のひらの中ににぎり込み、反対側の手で手首をつかんだら、上半身を少しそらせながら5秒間伸びをする。
効果
・星状神経節という交感神経のかたまりの働きを整えて、つらい頭痛を改善します。
②腰痛に効くわき腹伸ばし
やり方
・重心側の足が後ろになるように、足をクロスして立つ。重心側の手でもう片方の手首をつかみ両手を上げる。重心側に体を曲げて、腕からわき腹、足にかけての胆経のラインを伸ばし、5秒間維持する。
効果
・胆経をゆるめることを意識しながら、深い呼吸とともにわき腹をゆっくり横に曲げて伸ばしていくことで腰痛改善に効果があります。
③プチうつに聞く背伸びストレッチ
やり方
1)椅子に座り、指を組んで手のひらを下に向けて、5秒間体を伸ばす。
2)手のひらを上に向けて、5秒間体を伸ばす。どちらか気持ちの良かったほうを、さらに5秒間行う。
効果
・手のひらを上に向けた状態と下に向けた状態、それぞれの姿勢で背伸びを行えば、自律神経の乱れが解消されていきます。
特に③のプチうつに聞くストレッチは、「気持ちいい」という声が上がっていました!
今日はとても天気が良く、ウォーキングやストレッチを外でやるのに絶好の日で皆さん気分転換になったのではないでしょうか。
定期的に行うことで、今後も体力をつけていきましょう!
就活SST
『く』『ぐ』で始まる日常生活で必要なものは?
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「靴」「クールダウン」「車」「クレラップ」など様々な答えが出てきました!
靴などはなければそのまま生活に支障が出ますが、カッとしてしまったり、気分が上がりすぎてしまったときのクールダウンも確かに重要ですね!
人をほめる
就労移行支援事業所 リスタートの前回のSSTでは、様々な場面を想定して、アサーティブな対応を練習しました。
今日からは、新しく「人をほめる」ということについて考えていきます。
「ほめる」とは
人からほめられて嫌な気がする人はほとんどいません。
ほめられると、多くの人は嬉しく感じますし、ほめてくれた人に対して良い印象を抱きます。
反対に、何かが上手くいったときなどにほめられないと、「自分のことを見てくれていない」と感じられ、知らず知らずのうちに関係が悪くなってしまうことがあります。
「ほめる」とは、「相手のことを認めている」「相手に関心を持っている」と伝える行為です。
人は、自分に関心を持ってくれている人に対して好感を抱きます。
そのため、適度に相手をほめることは、相手との関係性を良好にするために重要な行為なのです。
ほめるポイント
人のことをほめるとき、そのポイントは大きく「外見」と「内面」に分けることができます。
外見とは、髪型や服装など、目で見てすぐにわかる部分を指します。
一方内面は、性格や考え方、仕事に取り組む姿勢など、ある程度一緒にいることで見えてくる部分です。
ほめるときに、より効果的なのは内面についてほめることであると言われています。
なぜなら、一目見ただけではわからない内面についてほめるということは、それだけ「相手を見ている」「関心を持っている」ことの証明になるためです。
外見についてほめる場合は、「変化」に注目できると効果的です。
髪型の変化や新しい靴などに気づくためには、変化する前を見て、記憶していなければいけません。
そのため、ちょっとした変化を人に気づいてもらえると、特に嬉しく感じるのです。