自己分析講座「自分の特徴を伝える(思考・行動編)」
新聞読解「セグメント戦略は有効か」
以下、記事の要約です。
衣料品チェーン大手のしまむらは、日本企業の現実を映し出している鏡のようだ。社員は上から下まで生真面目で、過剰な演出を嫌う。
強い成長力は鳴りを潜めたが、それでも丹念に市場の変化を追いかけ、しぶとく生き残る。そんなしまむらの悩みは、「40~50代のミセスカジュアルゾーンに柱がないこと」と話す。
悩みの原因はまじめに市場の変化に対応しようとした結果だった。「東京偏重」に伴うものだった。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- ターゲットの層を絞っているのが不振の原因か。
- アイデンティティが確立されていないことに問題があるのかもしれない。
- 40・50代の人に苦戦しているのを始めて知った。
- ネットで服を買っている人も増えたし、機能性がある商品も必要なのでは。
どの業界も、戦略を間違えるとすぐに不振になってしまうのは一緒ですね。
強みを生かしていくということが大事になってくるのかもしれません。
自己分析講座
高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、金曜午後は2グループに分かれて自己分析講座をやっています。
今回も、引き続き自分の特徴について人に伝える練習です。
「作業面」「対人面」とやってきましたが、今回は「思考・行動面」について考えました。
自分の特徴を伝える(思考・行動編)
仕事をして暮らしていく上で、ストレスを完全に避けるのは残念ながら難しいことです。
体調を崩さずに日々を過ごしていくためには、ストレスを可能な限り受けないことと、溜まってしまったストレスに対処することが求められます。
そのために重要になるのが、自身の思考や行動です。
また、ストレスの原因となる思考が浮かんでしまいやすい状況を把握しておくことも大切です。
セールスポイント
思考面でのセールスポイントとしては、失敗したときに切り替えられることや、柔軟に考えを変えることができることなどを挙げることができます。
行動面であれば、落ち着いて行動できる、根気よく取り組めるなどのほか、趣味などによってストレスを解消できるということも重要なポイントと言えます。
苦手なこと
苦手なこととしては、例えば失敗した後に動揺し、調子を崩してしまう、ということが挙げられます。
もしもこのような苦手があるならば、自分でできる対処としては、作業の手順の確認をすることなどで、ミスを減らすことや、場合によっては頓服薬の服用なども挙げられるかもしれません。
配慮事項としては、作業のダブルチェックといったミスをなくすためのものや、ミスを起こした後に対処法を相談させてもらうことなどをお願いできるかと思います。
他にも、人の発言を悪く解釈し、落ち込んでしまう、といったことも苦手なこととして挙げることができます。
自分でできる対処法としては、認知行動療法を活用し、根拠があるのか自分で考えてみる、といったことが挙げられます。
配慮事項については、こちらも相談の時間を作ってもらうことが挙げられます。