こんなときどうする?④ ~気合いが必要なとき~
意欲と自信は身だしなみから。
お客様との対面のときは、基本的にはスーツでのぞみます。
また、商談のときは、夏であっても、オフィスカジュアル推奨の場合も、ジャケットがあったほうがよい印象になります。
これらは何故でしょうか。
ノージャケット、シャツのみの姿と、シャツの上にジャケットを羽織っている姿を比較してみてください。
ジャケットを着ている姿のほうが、堂々としていて、仕事ができる、有能な人だ、とイメージできるのではないでしょうか。
商談でなくても、同様に自信、専門性を感じさせる服が有効な場面があります。
ほかにも、自分の能力をアピールするのが有効な場面があるんだけど・・・
想像つくかしら?
プレゼン
他の会社も参加している大会形式の場合や、イベントの場合もあるよ。
僕も、プレゼンのお手伝いで付き添いしたなぁ。
結果に影響するのは、プレゼン内容ももちろんだけど、発表しているプレゼンターの服装!
力強さをアピールする
プレゼンの際にカジュアルな服装で挑んでは、「ラフだ」「信用できない」と契約を勝ち取れないことも。
プレゼンに参加する場合、秘書的な役割での付き添いであっても、スーツ・ジャケット着用が望ましいのです。
スーツにシワが寄っていては、くたびれた印象を与えてしまいますので注意しましょう。
プレゼンなどのときにより説得力、信頼感をアピールできるのは、濃紺、グレーといった色のスーツです。
スーツは無地よりもストライプのほうが、経験を感じさせることができるでしょう。
インナーは、男性であればシャツですが、女性であればVネックシャツ、襟付きのシャツなどであればパワフルに感じさせることができます。
ネクタイも、ストライプの色の濃淡が強いものを選ぶと、爽やかさ、躍動感を感じさせることができます。
いつものスーツとちょっと違う自分で、自信をもっていきましょう!
式典
社会人になると、こういった場への参加もたまにあるの。
式典ではビジネスフォーマルを
式典、祝賀会では、結婚式などのパーティ用の服装では浮いてしまいます。
ビジネスフォーマルという、フォーマルとビジネススーツの中間の服装を選びましょう。
いつもより明るい色のジャケットで、かつ少し光沢があるものを選んでもよいでしょう。
ネクタイは通常のネクタイよりもボリュームが出るものであれば、より華やかになります。
女性の場合、ボウタイ襟のブラウスなどで華やかさが出ます。
小さめのパールのアクセサリーも許容されます。
パンプスは黒、ヒールは少しあったほうが華やかに見えます。
ジャケットも何枚か必要かなぁ。
当日参加しない場合もフォーマルで
一緒に働いているメンバーである自覚、忘れないで!
参加しない人でも、いつもよりきちんと身だしなみ整えておかないといけないね!
これは例外
謝罪など
手違いやトラブルなどでお客様からのクレームが発生してしまった場合、謝罪に向かうことがあります。
こういった場合、カジュアルな服装は「誠意がない」と思われてしまいますのでもちろんNGです。
華やかな服装、ストライプのスーツや主張の強いネクタイなども、「遊びにきているのか」と思われてしまいます。
謝罪には、無地のスーツ、白のワイシャツ、控えめなネクタイと、お客様を刺激しない、最も地味なフォーマルで向かうべきです。
地味なフォーマルといっても、リクルートスーツでは学生のように見えてしまいます。
濃い紺色、無地のスーツを選びましょう。
女性はパンツスーツでは快活さを感じさせてしまいますので、謝罪の場合はスカートスーツを選びます。
ヘアスタイル、靴なども、華やかさや遊び、主張のない地味なスタイルにしましょう。
だからってこういうマナーを知らないままだと、更に大災害になりそう・・・
だらしない服装で謝罪をして、さらに怒られるポイントを増やしてしまっては、お互いにとって逆効果。
最も控えめで、目をひくものを身に着けずにいきましょうね。