リス太のビジネスマナー講座 ~出すのも頂くのもスマートに!お茶にまつわるビジネスマナー~
リス太くん、おやつにしようよ!
いいねぇ、美味しい新茶を淹れよう!
そういえば、最近来客が多くてお茶を出すことが多いんだ。いつも緊張しちゃうんだよね・・・
何気なく振る舞われているお茶だけど、所作がきちんとしているだけで印象がぐっと良くなるよ。改めて一緒に確認してみようか。
出すのも頂くのもスマートに!お茶にまつわるビジネスマナー
お茶を出す場合
まずはお客様をお迎えする際のお茶を出す際のマナーだよ。
僕いつも緊張してこぼしそうになっちゃうんだよねぇ・・・
あるあるだね。マナーをまとめてみたから、できているか確認してね!
□ | 湯飲み:汚れやひび割れのないものを用意しましょう。茶渋といってコーヒーやお茶での汚れに注意です。 |
□ | 入れ方:湯飲みの7分目程度が目途です。複数人分であれば、お茶の濃さが均等になるよう、少しずつ入れていきます。 |
□ | 出し方:上席(入り口から一番奥)にいらっしゃるお客様から順に出します。お出しするときに茶たくに載せて出すようにします。 |
へえ、お出しする時に茶たくに載せるんだね!
そう、茶たくは複数ある場合、別で重ねて持っていこうね!
お茶をいただく場合
次は自分がお客さんになった際のマナーだよ!
いただく場合は、いつ飲んで良いんだろうとか、ダメかなぁとか、考えてしまうと一層緊張しちゃうんだよね・・・。自分が出す側であることも踏まえて、出した場合にどんな風に振る舞ったら嬉しいかも考えられたらいいね!
□ | お礼:お茶を出してくださった方に感謝の言葉を伝えます。 |
□ | タイミング:お茶は訪問先の担当者に勧められてからいただきます。上司と同行している場合は、上司が飲んだら自分もいただくようにします。 |
□ | 頂いた後:出して頂いたお茶は必ず一口はいただきます。一気に飲んでしまうのはNGです。 |
出されたお茶もお菓子も、いただいて良いのか少し悩んでしまうことってあるよね・・・
同行している上司がどんな風に動いているか真似するのが基本だよ。いただくこと自体はマナー違反ではないから、安心してね。
まとめ:出す時もいただく時も、相手にとって心地よい対応を!
Kくん、これで少しはお茶で緊張しないかな?
うん、一連の動きとしてどうすればいいか分かって良かったよ。緊張すると相手のことを考える余裕がなくなってしまうけれども、相手の立場に立って動くことを意識するよ!
その調子!美味しいお茶を味わってリラックスして、ビジネスもうまく進めていこうね!