コミュニケーションがうまくいかないのは○○のせい!

うまく伝わらない原因は誰にある!?

リス太君、上手に伝えるにはどうしたらいいの?
どうしたの?
よくリス美ちゃんから「何がいいたいの?」とか「ちゃんと報告して」って言われちゃうんだ。
  • ちゃんとやったのに怒られた!
  • 怒られたのは自分のやり方が悪いから?
  • 「何が言いたいの?」と言われる
  • 報連相、ちゃんとしているつもりなのに「しっかり報告してよ」と言われる

きちんと伝わらないのは、自分が理解できないのが悪いのかな? それとも相手の言い方が悪いのかな?

原因の考え方、よくない2つ

うまく伝わらない原因は何でしょうか。

伝え方に問題があるのでしょうか。

聞き方に問題があるのでしょうか。

原因を考えるときに陥ってしまいがちなNG例を見てみましょう。

例えば、パソコンでトラブルが起きたとき。

相手が悪い!

  • 講師の教え方が悪い!
  • もともと壊れていたに違いない!

もちろん、パソコン側に問題があったり、教えてくれた人の説明方法が悪かったり、という原因も考えられますね。

しかしもし、教わったことを勘違いして操作していたのだとしたら・・・

「相手が悪い」だけでは、自分の操作方法の誤りに気づけません。

自分が悪い!

  • 自分が操作方法を間違ったに違いない!
  • 自分には向いていないんだ!

ネガティブに「自分が悪いんだ」「絶対にどこかで間違えてしまったんだ」と考える人もいます。

しかし、もしパソコンがもともと壊れていたとしたら、「自分には向いていない」と諦めてしまうのは早計ですね。

このように、「絶対に相手が悪い」「絶対に自分が問題」と考えるのは、適切な原因分析ではないのです。

ただしい原因の見つけ方

なるほどね。僕の伝え方だけが悪い、ってわけでもないんだね・・・
そう。どちらにも原因はある、と考えるのが正しい考え方だと思うんだ。

トラブルの原因、きちんと分析しよう

僕がK君に話しかけるよ。
僕の返事は、リス太君の話の内容によって変わるよね。
さらにそれに対する僕の返事は、K君の返答内容次第だよね。

このように、”相手”が存在しているものには、相手と自分の両方に原因があるのです。

伝え方がうまくいかない、理解ができない、意思が通じないのは、相手が悪いという考えだけではいけないのです。

コミュニケーション、報連相、仕事、すべて相手がいてのもの。

うまくいかないのは、相手の問題だけではなく自分にも問題があった、という視点で考えるようにするとよいでしょう。

「上手に伝える」を考えたこと、ありますか?

  • 何を言っているかわからない
  • 伝え方を工夫して

こう言われてしまうこともあるでしょう。

「丁寧に話しているのに」と不満になっていませんか?

しかし、詳細まで丁寧に話しすぎて、話の切れ目、つながりがわからなくなってしまっていた、ということもあります。

理解してもらえるように伝えているつもりでも、相手が理解できなければ、伝え方にも問題があるということです。

上司であれば「求めているものと違った」「伝えたはずなのに理解できていない」と思うこともあるでしょう。

理解力の問題であれば、相手の理解力に合わせた説明を心がけます。

新人などでも「言われた通りにやったのに」と思うことがあるでしょう。

相手の伝え方の問題もあるでしょうが、指示を受けたら確認をするなどの対処も行うようにします。

リス美ちゃんが理解してくれない・・・って思ってたけど、僕の言い方も問題があったのかも。
そう考える視点が大事だね。根本の原因は自分にあることも多いんだ。どちらが悪いと決めつけないで、根本の原因を探せるようになろう!

 

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