怒らない自分になる② 相手が意のままに動いてくれないときの解決方法

想定通りに動いてくれない相手、どうする?

ねえねえ、リス太君。
最近困ったことがあるんだよ。
どうしたの?
後輩が、何度言っても言うことを聞いてくれなくて。
何か変更点があったら必ず教えて、って言ってるんだけど・・・
  • なんで言う通りに動いてくれないの?
  • 思った通りに行動してくれないと、イライラする。
  • 怒っている・不機嫌な人に、影響されやすい。
  • 思い通りに動いてほしい。どうしたらいい?
みんな、こういう風に思うことってあるんじゃない?
そう。
たった一つだけ、思ったとおりに動いてもらう方法があるんだ!

言うことを聞いてくれない・・・と思ったら

  • 部下・後輩がい言うことを聞いてくれない。
  • 子供が言う通りにしない。
  • 上司・お客さんとソリが合わない。
これは当然のこと。
同じ人間だけど、育った環境も違えば、考え方も違うからね。
うん、それはわかる・・・
でも、言った通りにしてもらえないと、イライラしてしまうんだ・・・
それも事実だね。
そんなときは、こう考えるようにしてみよう!

 
「他人と過去は変えられない。

変えられるのは、自分と未来だけ。」

これは心理学の世界では有名な言葉。
聞いたことがあるんじゃないかな。
相手を変えるために自分を変えるの?
なんだか元も子もないんじゃないの?

コレをするだけで相手が変わっていく!?

相手が思った通りに動いてくれない、イライラ・・・

毎度そんなことでイライラしているのはもったいないものです。

「相手が変わってくれない」と思うからイライラしてしまう。

それならば「変わってほしい」と相手に望むのをやめてみましょう。

「この人はこういう人なんだ。振り回されないために、自分の対応を変えてみよう」と思えるよう、肝に銘じておくとよいでしょう。

変わってくれない部下には、学んでもらう

何度言っても、報連相をしてくれない部下。

「毎回きちんと報連相をしてほしい」と望むのをやめて、こちらの対応を変えてみましょう。

「今日一日、どうだった?」と、帰り際に聞いてみるのです。

毎回怒る必要はなくなりますし、本人が自分で言動を顧みることで、徐々に報連相のやり方を掴んでいくでしょう。

不機嫌で対応に困る相手。気を遣うのはやめよう。

何か言ったら反論されそう、ご機嫌をとらなくてはいけない。

相手の気分に振り回されて、気を遣うのは疲れてしまいます。

毎度機嫌に振り回されるのではなく、相手の要求を素直に聞き入れ、用件を素早く終わらせましょう。

こちらも引きずられて感情的になってしまうのが逆効果。

できるだけ刺激せず、満足させるのが得策です。

怒っている相手に反論しない。一度その場から離脱する。

怒っている相手の話には、遮りや反論は逆効果。

「はい」以外の言葉は禁物ですが、とはいってもそれだけでは対応しきれないこともあるでしょう。

そんなときは一度その場を逃れましょう。

「~ということで承ります、上司と相談し、後日改めてご連絡させていただきます」

「大変申し訳ございませんが、この後○○という予定がございまして、お話しの続きは後日改めてお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか」

「今から外出のよていがあるから、話が途中になってしまって申し訳ないけど、別日でもいい?」

時間が経つとケロっとしていることも多いものです。

このほかにも、深呼吸をするということも有効だよ。
副交感神経を優位にするんだよね!
そう。
息をゆっくり、長く吐く、っていうのは、気持ちを落ち着かせる効果が。
イラッとしちゃったら、試してみたいね。