不安から自分を解放してあげる処方箋 ~その2 事実を受け止める~

漠然とした不安に襲われる

何かと、不安になるニュースばっかりだねぇ・・・
リス太君は、全然不安そうに見えないけど、あんまり不安を感じない体質なの?
そんなことはないよ!
僕だって不安になることはあるよ。
全然そう見えないけど・・・
どうしたら不安にとらわれなくても済むの?
不安って、自分が作り出してしまっている感情。
適切に対処できれば、不安に苦しまされるということは減るんだ。
  • 漠然とした不安。
  • 終わりの見えない不安。
  • 自分でどうしたらいいかわからない。
最近僕もなんだかドンヨリ。
どうしたら開放されるんだろう!?

なんとなくの不安とは?


漠然とした不安におそわれてしまって、身動きがとれなくなってしまうのは何故でしょう。

実は、未来の安心、未来の安定、といった保障を求めがちな人ほど、そういった不安を抱えてしまいがちです。

「悪いことが起こりそう」と予測ができることはたくさんありますが、その予測は100%正しいでしょうか。

こんな確実ではないことを心配して、漠然とした不安になってしまうのです。

さらに、

  • 「自分は周りと比べて仕事ができない」
  • 「みんなは友達が多いのに、私は友達が作れない」

こんな風に、周りを基準にして考えていませんか?

他人や社会を基準にして、比較したり、合わせようとしたりすると、結果として不安や恐怖が生まれてきます。

しかし不安や焦りは、自分が勝手に、ネガティブに偏った考え方をしてしまっただけなのです。

わかる、わかる~。
たしかに、自分じゃどうしようもないことを心配して、不安になってるよね・・・
でも安心して。
ちょっとした考え方でずっとラクになれると思うんだ。

考え方次第で不安から解放することができる

確実ではない答えを求めて、不安を引きずるのは、自分で自分のストレスを増やしてしまうということ。

そんな人は、少し考えてみてください。

不安になってしまいがちなパターン

  • 「風邪をひいた」
  • →「自分は周りに比べてダメ」
  • →「このままだとクビになる」

事実は「風邪をひいた」ということだけ。

周りに比べてどう、とか、クビになってしまうのでは、と、確実ではないネガティブな方向に考えて、不安になってしまいます。

気持ちをリセット! 前向きなパターン

  • 「風邪をひいた」
  • →「疲れていたんだな」
  • →「ゆっくり休もう」
  • →「ぐっと具合がよくなった! 調子も良くて頑張れる!」

事実である「風邪をひいた」ということを解決しようとしています。

これが通常であればできるのですが、人は誰しもネガティブになりがちなタイミングがあります。

自分を大切にする方向に考えて、前向きに、自分を肯定的に捉えられるようにトレーニングしていきたいものです。

なるほどね~・・・
疲れているときに限って「自分はダメ」って思っちゃいがちだけど、そんなときこそ自分を大事にしたいね。
漠然とした不安もそう。
確実じゃない未来の安定を求めて、不安になってしまっているんじゃないかな?
そんなときは気持ちをリセットするため、根本的な原因である「事実」に目を向けて、その解決をすることでラクになれると思うんだ!

 

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