不安から自分を解放してあげる処方箋 ~その10 「やりたいこと」じゃなくてもいい~
「やりたいこと」ができれば理想、でも必須じゃない・・・!?
どうして「やりたいこと」ができないのか・・・
それは、「できない」んじゃなくて、行動することそのものが怖いってことなんだ。
うんうん。
そして、みんな「やりたいことを見つけなきゃ」って思っているようだけど、そんなに焦る必要はないんだよ。
- やりたいこと、好きなこと、得意なこと。見つからなくて辛い。
- やりたいことを仕事にしたい。
- 目標が定まっていないのは、自分だけなんじゃないか。焦りがある。
- 考え込んでしまうけど、いい答えが見つからず不安。
こんなふうに焦ること、考えこんでしまうよね。
焦る必要はない
- や勉強、仕事は頑張らないといけない。
- 元気に振る舞わないと。
- 元気でいるために、やりたいことを見つけるべきなんだ。
もちろん、頑張る姿勢は大切ですし、元気であることは最高の状態です。
やりたいことを見つけ、楽しむことも大切なことです。
しかし、こんな風に、「~すべき」「~しなくてはいけない」というものに、縛られていませんか?
「周りはこうしているのに」など、周囲と比較することが当たり前になっていませんか?
「やりたいことを見つけるべき」という考えに縛られていると、「早く見つけないと」と、自分を焦らせます。
焦っても、行動を恐れているから「やらなくては」ということが実行できず、「見つけられない自分はダメな人間」と落ち込んでしまいます。
あなたを焦らせている本当の原因
もちろん、自分の本心に気づくこと、やりたいことを見つけること、探し続けることは、人生にとってとても有意義なものです。
ですが、「やりたいこと」は、急いで探して、見つかるものではありませんね。
いろいろとやってみるうちに、自分に合っているものが見つかるわけです。
だから、若いうちから「本当にやりたいこと」を見つけられている人は、意外と少ないのです。
それなのに、どうして「やりたいことを見つけるべき」と焦ってしまうのでしょうか。
それは思い込みではありませんか?
きっと「社会に出たら当たり前」と、思い込んでいるだけかもしれません。
「社会に出たら当たり前」なこと
あなたは、仕事について、どんなイメージがありますか?
- 厳しいもの、頑張らなくてはいけないもの。
- 多少辛くても、休んではいけない。
- 甘えてはいけない。
こんな風に思っていたとしたら、ではなぜ働くのでしょうか。
これらの「~すべき」「~すべきでない」に縛られていると、どれほど追い詰められても「休んではいけない」と自分を削っていってしまうでしょう。
「周りがそうだから」、周りから外れてしまうことを恐れているのではないでしょうか。
頑張らなきゃいけない、やりたいことを見つけなきゃいけない。
それが社会の当たり前だから・・・
それが社会の当たり前だから・・・
そんなふうに思っていたら、頑張れなかった自分、見つけられていない自分を責めてしまうよね。
誰に言われたわけでもないし、思い込みってこと・・・?
周りに合わせなきゃ落ちこぼれになってしまう、っていう思い込みが、根底にあるんだと思うよ。