不安から自分を解放してあげる処方箋 ~その12 自分の気持ちを抑え込まない~
「落ちこぼれ」ではない「はみ出し者」
だから休んだらいけないんだ・・・
って思い込んでたけど、実際そんなことないよね。
休んだからといって、落ちこぼれってわけじゃないからね。
だから安心して休んでもいいよ!
自分に合った生き方を、否定しなくてもいいと思うんだ。
自分の可能性を押し殺していませんか?
新しいことをしようと思っても「自分にはそんな能力はない」と自分を諦めちゃってない?
- 失敗したらどうしよう。
- 孤立するのはイヤだし、みんなと一緒に歩んでいきたい。
- みんなと一緒じゃないことをして、わざわざはみ出し者になりたくない。
たしかに、みんなと一緒であれば安心でしょう。
わざわざ違うことをして、その輪の中で浮いてしまうのは防ぎたい。
そのように「見えないルール」に従っていれば、安心、安全、安定が手に入る。
だからみんな「見えないルール」に従っていようとします。
だから、新しいことをしようとしても「自分にはそんな能力はない」ことにしてしまうのです。
もしあなたが「見えないルール」の外で生きる素晴らしい能力を持っていたとしても、「そんな能力はきっとないだろう」と思い込みます。
「見えないルール」に縛られず、自由に可能性を活かしている人がたくさんいるにも関わらずです。
そんな人たちを見てみぬふりをして、「自分にはそんな能力はない」と、欝々としてしまっていませんか?
それは、ルールから抜け出すのが怖いからなのではないでしょうか。
本当に自分に合った生き方とは
やってみたい!っていう気持ちはあるけど、踏み出しにくいよね・・・
- やってみたいことはあるけど、誰も成功を保証してくれるわけじゃないし・・・
- チャレンジしてみたいけど、失敗するのが怖い。
- もし失敗したら、人生はやり直せない・・・
何かにチャレンジしようとしたとき、このように踏みとどまってしまうことはありませんか?
それはきっと、ルールの外に出たら落ちこぼれ、ルールの外に出てしまうことは少しでもしたくない、と自分を縛り付けてしまっているからなのではないでしょうか。
本当はやってみたいことがあるのに、周りに合わせたほうがいいと自分の本心を押さえつけていませんか?
自分の人生なのですから、自分で決めてもいいのです。
もちろん、「見えないルール」の中を順守して生きていくというのも選択肢です。
でも、そこで息苦しさを感じているなら、無理をしてルールに縛られていなくてもよいのです。
生き辛さを感じながらルールを守ろうとすると、押さえつけた自分の本心が焦りや不安といったストレスにつながります。
不安定な道にチャレンジしてみたい気持ちがあるのに、みんなと一緒で安定している道を選ぶために「自分には能力がない」と思い込むのがクセになっていませんか?
自分の可能性を無理に否定するのではなく、認めてあげてもよいのではないでしょうか。
自分の能力の過信もよくないけど、もっと自分を信頼してあげてもいいと思うよ。