ありのままに生きるための自己肯定感講座 ~その5 正しい感情分析~
今の状態に気が付けたら
自分が嫌い、ネガティブをやめたい・・・そんな風に思ったら、まず気づくべきことが1個だけあるよ。前回お話したところを読んでみてね。
- 一度落ち込むと、なかなか抜け出せない。
- ほめられても、謙虚でいなきゃと思ってしまい、喜べない。
- 何をするにも、人の顔色をうかがってしまう。
一緒に自己肯定感、高めていこう!
正しい感情の分析方法
ネガティブになっている自分に気付いたら
ネガティブになっている、って気づけたら、それが大きな一歩!
もう少し、前進してみよう!
もう少し、前進してみよう!
「今、自分はネガティブになっている」と気が付くことができたら、
僕は今、昨日上司に怒られたことを思い出して、ネガティブになっている。
このように自分が客観的に分析をしていきます。
・ネガティブな思考そのもの
・思考している自分
の2つを分けて考えるようにしましょう。
すると、いったん「ネガティブな気分」というのは遠のいていくはず。
ただし、「怒られたからってネガティブになっている、ダメな自分」と、客観性を欠いてはいけません。
このように冷静に客観的に分析をすることで、ネガティブ一直線だった視点が広くなります。
そして、ネガティブになってしまった原因も、冷静に分析し、対処できるようになります。
原因を分析すると、解決が見える
八つ当たりされた!
なんだか嫌な感じの人だなぁ・・・(ネガティブな思考そのもの)
なんだか嫌な感じの人だなぁ・・・(ネガティブな思考そのもの)
僕は今、八つ当たりをされて、嫌な気持ちになっている。(思考をしている自分)
八つ当たりされたことを嫌だと感じたのは・・・もしかして僕が普段「八つ当たりをしないように気を付けよう」って思っているからかも。
これがマインドフルネスな状態です。
自分の感情と、考えている自分とを区別できるようになると、「嫌な気持ち」も落ち着くうえ、原因・対策が見えることも多いのです。
一方マインドフルネスな状態になれないと、「嫌な気持ちになったから、イライラして自分も八つ当たりをしてしまった」と、ネガティブな感情が連鎖してしまいます。
感情名を自分で考える
さらに、感情の名前をきちんと認識する、ということも、ネガティブ思考の連鎖を止めてくれます。
- これは後悔だ。
- これは嫉妬だ。
- これは不満だ。
感情を認識し、言葉で自覚することで、客観性を取り戻すことができるのです。
ネガティブな感情に支配されている思考を、感情名を意識することで止めてあげましょう。
イライラしているままネガティブに思考を続けると、八つ当たりや自己嫌悪といった更なる失敗を招きます。
八つ当たりされた、イライラする!
これは「怒り」!
怒っているというのを認識して、少しイライラが「落ち着いた」!
反撃できない自分が「悔しい」という気持ちもある。
うんうん!
ただ「イライラした!」と感じるだけではマイナスの連鎖。
これは怒りになって爆発しちゃうよ。
感情と、その感情を感じている自分を、分析できるようになろう!
ただ「イライラした!」と感じるだけではマイナスの連鎖。
これは怒りになって爆発しちゃうよ。
感情と、その感情を感じている自分を、分析できるようになろう!