GW特別プログラム⑤『配慮事項チェックシート』

GW特別プログラム

ゴールデンウィークも、ついに最終日ですね。

最後のゴールデンウィークプログラム資料を紹介していきます。

配慮事項チェックシート

障害をオープンにして就職活動をする場合には、症状の他に、配慮事項を必ず聞かれます。

しかし、どのような配慮があれば働けるのか、ということは、事前に用意していなければ中々答えづらいものです。

そこで、リスタートでは多く見られる障害の特性や、その配慮事項として考えられるものを一覧化しました。

ただし、実際には生きづらさの原因となる症状や、その解消のために有効な配慮は一人一人違うものです。

シートで確認できるものは、あくまで参考としてお考え下さい。

このブログで、一部を紹介します。

通勤に関する配慮

満員電車は気分が悪くなってしまう

満員電車が苦手となる場合には、通勤時間をずらしてもらうなど、満員電車に乗らないための方法を探しましょう。

他にも、車での通勤を認めてもらうといった方法などありますが、会社によってできることは変わってくるため、よく相談してください。

朝は体調が悪くなりやすい

朝に調子を崩す場合には、始業時間を遅らせることや、時短での出勤といった対処になります。

入社前にこういった制度があるかどうかを確認しておきましょう。

業務に関する配慮

理解するのに時間がかかることがある

理解するのに時間がかかってしまうという場合の配慮事項は、いくつか考えられます。

まず1つ目は、理解に時間がかかるために何度も質問を繰り返す可能性があることを伝えておくことです。

その上で、可能であれば口頭ではなく文面で作ってもらうことや、理解できたかどうかを確認してもらうといった方法があります。

変化の多い仕事は混乱してしまう

変化が苦手な場合には、同じ作業が安定して続くように仕事を割り振ってもらうことを事前にお願いしておくという方法があります。

ただし、業務にもよりますが、全く同じ業務が常にあるとは限らず、ときにはいつもと違う作業が必要となる場合があります。

そのような場合には、変更があるときには早めに告知してもらうようお願いしておく、といったこともできます。

環境に関する配慮

話し声や物音が気になってしまう

音に対する過敏がある場合には、そのことを伝えることで静かな部屋で作業ができるように配慮がもらえる企業もあります。

ただし、そういった環境を作るのが難しい場合もありますので、その場合は耳栓やヘッドホンの使用を許可してもらってはいかがでしょうか。

平日に通院する必要がある

もし、土曜や業務終了後に通院日を設定できるようであればそうした方が仕事への影響は少ないですが、主治医の空いている時間などを考えると難しいことも多いかと思います。

そのようなときには、どれくらいの頻度で、どの曜日に通院するのか、必ず事前に伝えておきましょう。

 

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