怒らない自分になる③ これであなたも「人格者」!? 上手なイライラの発散の仕方
イライラする!そんなときの上手なぶつけ方
でもそのイライラって、相手にぶつけちゃったらダメじゃない?
イライラの上手な発散方法を覚えたいね。
- どうしてもムシャクシャしたときはどうしたらいい?
- 何度言ってもわかってくれないけど、怒ったらダメ?
- こんなことでイライラしちゃう自分がキライ・・・
上手なコントロール方法を覚えよう!
イライラ、怒るのは悪いことじゃない!
怒りを感じない人はいません。
不都合なことをされると、誰だってイラっとするでしょう。
それでも、
- 怒らない人でいたい
- 怒らない人は良い人
- 怒らず冷静で頼れる人になりたい
そんなふうに思ってしまいがち。
でも実際、全く怒らないのがいいこと、というわけではないのです。
ただのイライラで誰かにぶつけてはいけない怒りもあれば、ぶつけることで自分が解放される怒りもあります。
ただ「怒らない人になりたいから」と怒りそのものを抑え込もうとしても、ストレスになってしまうだけです。
イライラを我慢すると・・・?
怒りは、感情に例えると痛覚であると以前述べました。
自分にとってよくないことが起きている、ということを体や脳に伝えるための勘定です。
痛覚を紛らわすために、氷で冷やしたり、注射のときは目線を外したりしますね。
イライラも、このように意識を分散させることでマヒさせることができます。
しかし、実際に不都合なことが起きているのは事実。
感覚をマヒさせたところで、痛みや傷は実際に発生しています。
これを押し殺し続けると、腰痛や頭痛、精神的な病として出てきてしまうこともあるのです。
イライラの機能不全
怒り、イライラというのは、対外的に放出することができる感情です。
不安や悲しみ、辛さなどは、対外的にぶつけることはなかなか難しいでしょう。
そんな怒りは、やはり放出しないと蓄積されていきます。
押し殺していると確かに痛覚はマヒします。
しかしそのまま感覚器官がマヒし、機能不全や不調になつながってしまうこともあるのです。
ここからがコントロール方法!
上手な怒りの発散の仕方
他人やモノにあたって発散する、という方法もあります。
しかしそれを続けていては人間関係を壊してしまいますし、怒りは相手にも伝染しますので、そのうち喧嘩になってしまいます。
いいことがありません。
どうしてもムシャクシャしたときは、紙に書いてみる、誰もいない場所で独り言にしてみる、といった形で、エネルギーを発散させるのがとても有効です。
実際、紙に書き出すことでかなりエネルギーが消費されます。
怒りの感情を抑えることなく発散し、気持ちがラクになり、冷静になることができます。
さらに、あとで見返すと「こんなつまらないことで怒っていたんだな」と振り返ることもできます。
上手に発散して、コントロールできる人を目指したいね。