自分の気持ちを我慢しがちな人へ
- 行動に迷ったとき、「みんなはどうしているんだろう」と他人の考えを知りたくなる。
- みんなと同じ行動をしないと、あとになって責められるような気がする。
- 流行りに乗っておかないと、恥ずかしい思いをする。
どうして自分の気持ちを我慢してしまうのか?
周りの意見に従った方がいい、と思っていませんか
迷ったときは、自分の気持ちと相談して、自分が好きだと思う方を選べば、前向きに進むことができます。
その道でも、きっと後悔することや失敗することもあるでしょうが、自分が好きな方を選んだという満足感・充実感が、壁を乗り越えるのを支えてくれます。
しかしそんな気持ちを我慢して、気持ちで選ぶのではなく周囲のアドバイスに従おう、と周囲に合わせてしまうことはないでしょうか。
- 迷ったとき、みんなはどうしているんだろう・・・どうするのが正しいんだろう・・・
- みんなの基準に合わせられなかったらどうしよう・・・
- みんながやっているんだから、自分も合わせないといけない、合わせたほうがいい・・・
自分の気持ちを大切にしていないと、周囲の意見で自分の気持ちを押さえつけてしまいます。
これでは満足感が得られないだけでなく、自分の本心がどんどんわからなくなっていってしまいます。
- 就職しているけど、この会社で働いていて後悔しないんだろうか・・・みんなの意見が聞きたい。
- 付き合っている人がいるけど、本当にこの人でいいんだろうか。嫌いではないと思うが、自分の本心がわからなくなってきた。
自分の気持ちを押さえつけていると、周囲の意見・常識・当たり前といった外部の基準ばかりになり、自分を信じられなくなってしまいますね。
「こうしたほうがいいだろう」と振り回されていませんか
- こうするのが正しい。
- こうしたほうがいい。
悩み・迷いの答えを出そうとするとき、「したほうがいい」と考えることはないでしょうか。
この考え方は、あたかも自分の気持ち、本心だと勘違いしてしまいがちなもの。
- みんなも結婚しているし、自分も結婚したほうがいいんだろうな。
- 他の人にも言われたし、転職はしないほうがよさそうだ。
自分の本心かのように感じてしまいがちですが、これらは自分の気持ちではなく、実は外部に基準を置いている状態。
結局、「したい」「したくない」という自分の気持ちを我慢して、「したほうがいい」と思考しているのです。
しかし大事にしたいのは「考える」ことじゃなく、「したいか、したくないか」。
「したほうがいい」にとらわれているうちに、自分の気持ちを押さえつける癖がついていってしまいます。
我慢する自分を責めていませんか
- 色々な人と話してみたいけど、できない。
- 転職したいけど、できない。
- 資格の勉強をしたいけど、できない。
自分の気持ちを押さえつけて「こうしたほうがいいという思考」に振り回されるうちに、「したいけど、できない」と自分を責め始めてしまいます。
話してみたいのなら、「こうすべき」「しないほうがいい」と考えるのではなく、話してみたほうが満足感が得られます。
転職したいのなら、周囲の意見に振り回されず、転職に向けて動き出す方が結果として満足を得られます。
それなのに、気持ちを我慢し周囲の意見を重視して「したほうがいい」「すべきでない」に振り回されていませんか?
- 話してみたいけど、そうすべきじゃないんだろう。話す方を選べない自分が情けない。
- 富や名誉がほしい。でも手に入らない、そんな自分が悔しい。
まるで「神になりたいのになれない」そんな自分を責めているかのように見えてしまいます。
自分の気持ちを押さえつけて考えることと、周囲の考えの方を優先することが、自分を苦しめる原因になるのです。