ありのままに生きるための自己肯定感講座 ~その25 潜在意識をコントロール!?~
目次
嫌なことへの正しい向き合い方
- やりたくないこと、嫌なことがある・・・
- いつも嫌な思いをしている気がする
- 嫌なことをされた、と感じやすい
「ダメな自分も自分」と受け入れられる、ということなんだ。
嫌だと思いながらだと失敗する
ネガティブを抜け出せないと、最後に後悔する
急な仕事の依頼、押し付けられたと感じてしまい、嫌な気持ちになりますよね。
友達のドタキャンも、自分勝手だなと嫌な気持ちになってしまいます。
その嫌な気持ちのまま、引き受けたり、付き合ったりしていると、嫌な気持ちがなくなることはなくむしろ悪影響。
潜在意識が「したい」と思っていないことだから、無意識のうちに失敗したり怪我をしたり、不快感を高めたりしてしまいます。
結果恨めしい気持ちがつのり、衝動的に「やっぱりやらなきゃよかった」とか「もう付き合ってられない」と、後々後悔してしまうような選択をしてしまうわけです。
マインドフルネスだけで、嫌な気持ちとさようなら
一方で、「それなら喜んで」と、自分の選択で引き受けると、潜在意識は今度はプラスに働くようになります。
- 「相手にも事情がある」「これは自分の課題になる」→「それなら喜んで引き受けよう」
- 「ドタキャンは時間を有効に使えるということ」→「ずっとやってみたかったことにチャレンジしよう」
ネガティブを抜け出しマインドフルネスになることができれば、気持ちの切り替えもできるようになります。
気持ちが前向きであれば、潜在意識も「成功させてあげたい!」とプラスに働きかけてくれるので、うまく仕上げられたり、楽しい経験ができたりします。
結果として、「あのとき引き受けてよかった」とか「おかげでよい経験ができた、そういうこともあるさ」と恨むこともなくお互いが幸せな状態になることができます。
嫌な気持ちを否定することではない
「押し付けられた」「仕方ないから」と受動的に嫌々取り組むのではなく、「やってみよう」「楽しそうだ」と主体的に取り組むこと。
これが、相手を恨んだり、失敗したりを避けるコツです。
「嫌だ」と思う自分を否定するというわけではありません。
嫌だと感じることは人それぞれで誰にでもあるもの。
嫌だと感じているということに気づくだけで、その気持ちから抜け出すことができます。
マインドフルネスになることで、「嫌だ」と感じている自分に気づく。
「こういうことが、自分にとっての嫌なことなんだな」
「誰だって嫌だと感じることはあるもの」
「嫌だと感じている自分も、間違いなく自分」「嫌だと思うのはダメなことじゃない」と、嫌な気持ちになっている自分を受け入れます。
自分をごまかすわけではなく、受け入れるということです。
嫌だなと思っていたことでも、「乗り越えるべき課題かも」「乗り越えられたら、強くなれるかも」と思えるようになります。
そうして少しずつポジティブになっていくことで、楽しみながら取り組める自分になることができるのです。
主体的にできそう、と思ったら
自分は今、課題に対してポジティブだ。
そう思えたら、嫌々取り組んで失敗・もう引き受けたくないと妬む、という負のスパイラルを抜け出し、成功させようと潜在意識とともにポジティブに取り組めるでしょう。
この「主体的」に取り組むことが、あなたの人生を変えていきます。
ただし、自分の感情を否定するわけではない、ごまかすわけではない、ということを覚えておきましょう。
また、嫌なこと全てをしなくていいわけではない、嫌な自分を肯定するわけではない、ということも覚えておく必要があります。
嫌なら無断で約束・仕事を欠席してもいい、嫌なら相手を傷つけてもいい、という「嫌な気持ちを肯定する」自分勝手と、「嫌な自分を受け入れる」ことは違います。
あくまで、嫌だと感じる自分も自分であると受け入れる、ということです。