就活お役立ち講座⑫「仕事を楽しむには?」

就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。

就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。

「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。

仕事の楽しみ方

新しく会社に入社した時は、なかなか努力が成果につながらなかったり、単調な作業の繰り返しになって意欲が薄れる時もあるでしょう。

そこで、「仕事を楽しむ」にはどうしたらいいか、紹介します。

まず、仕事を「やらせれている」「強制されている」という感覚を頭から取り除くことが大切です。

そのために、目的意識を持って主体的に働くことがポイントとなります。

例えば、日常業務の中で関心を持つことがあったら、そのテーマについて調べたり、仕事で試したりしてもいいかもしれません。

ファイルの管理を依頼されたら、整理術の本を読んだり、管理や整理が上手な人に話を聞いてみるのもいいです。

ノウハウや情報を自分から取りに行き、それを生かすことが大事です。

また、指示されたことを徹底的にやり遂げる、クオリティを高めることでも達成感や楽しさを味わうことができます。

「今日はミスなしでこの資料を作成するぞ」「プレゼン資料は課長が求めている以上のインパクトを与えよう」など、自分で目的意識を持つだけでも変わってきます。

人間関係の中で楽しさを見出す

人との交流や関係性の中でも、仕事の楽しさは見出すことができます。

電話対応を自分が元気よく・丁寧にすることでお客様から感謝されたり、覚えてもらえたらとても嬉しいですよね。

同僚と仕事のことを話したり、休憩時間に雑談をすることで人間関係が円滑になります。

人の温かさを感じて仕事をすると、楽しむことにも繋がっていきます。

また、苦難があったとしても、手を抜かずにコツコツと仕事を続けていくことができれば、必ず何らかの成果や結果が出てきます。

仕事を通して「感動」を共有することができれば、多少辛いこともその過程だと楽しんでいけるでしょう。

ひたすらノルマにおびえるのではなく、この先にどういったもの(感動や結果)があるのかを想像しながら仕事をすることで、仲間とともに頑張りぬくことができるのではないでしょうか。

そして、それを実現するためにも自分から、声をかけたり働きかけをすることが大事です。

自分だけの殻に閉じこもるのではなく、周囲に一声かけるだけで自分の心持も周囲の雰囲気も良くなっていくので心掛けてみましょう。